現地時間2月12日にロサンゼルスのステイプルズ・センターで第59回グラミー賞授賞式が開催され、全受賞作品・受賞者が発表されている。
アデルが最優秀レコード賞、最優秀アルバム賞、最優秀楽曲賞という主要部門のうち3部門を制覇したほか、デヴィッド・ボウイはノミネートされた5部門すべてを受賞し、アデルと並んで最多受賞となっている。
9部門で最多ノミネートだったビヨンセは最優秀アーバン・コンテンポラリー・アルバム賞、最優秀ミュージック・ビデオ賞を受賞している。
受賞者・受賞作品の一覧は以下の通り。
最優秀レコード賞
アデル “Hello”
最優秀アルバム賞
アデル『25』
最優秀楽曲賞
アデル “Hello”
最優秀新人賞
チャンス・ザ・ラッパー
最優秀ポップ・ソロ・パフォーマンス賞
アデル “Hello”
最優秀ポップ・デュオ/グループ・パフォーマンス賞
トウェンティ・ワン・パイロッツ “Stressed Out”
最優秀トラディショナル・ポップ・ヴォーカル・アルバム賞
ウィリー・ネルソン『サマータイム:ウィリー・ネルソン・シングス・ガーシュウィン』
最優秀ポップ・ボーカル・アルバム賞
アデル『25』
最優秀ダンス・レコーディング賞
ザ・チェインスモーカーズ feat. デイヤ “Don’t Le Me Down”
最優秀ダンス/エレクトロニック・アルバム賞
フルーム『スキン』
最優秀コンテンポラリー・インストゥルメンタル・アルバム賞
スナーキー・パピー『クルチャ・ヴルチャ』
最優秀ロック・パフォーマンス賞
デヴィッド・ボウイ “Blackstar”
最優秀メタル・パフォーマンス賞
メガデス ”Dystopia”
最優秀ロック楽曲賞
デヴィッド・ボウイ “Blackstar”
最優秀ロック・アルバム賞
ケイジ・ジ・エレファント『テル・ミー・アイム・プリティ』
最優秀オルタナティヴ・ミュージック・アルバム賞
デヴィッド・ボウイ『★(ブラックスター)』
最優秀R&Bパフォーマンス賞
ソランジュ “Cranes in the Sky”
最優秀トラディショナル・R&Bヴォーカル・パフォーマンス賞
レイラ・ハサウェイ“ Angel”
最優秀R&B楽曲賞
マックスウェル “Lake By The Ocean”
最優秀アーバン・コンテンポラリー・アルバム賞
ビヨンセ『レモネード』
最優秀R&Bアルバム賞
レイラ・ハサウェイ『レイラ・ハサウェイ・ライヴ』
最優秀ラップ・パフォーマンス賞
チャンス・ザ・ラッパー feat. リル・ウェイン & 2チェインズ “No Problem”
最優秀ラップ/サング・パフォーマンス賞
ドレイク “Hotline Bling”
最優秀ラップ楽曲賞
ドレイク “Hotline Bling”
最優秀ラップ・アルバム賞
チャンス・ザ・ラッパー『カラーリング・ブック』
最優秀カントリー・ソロ・パフォーマンス賞
マレン・モリス “My Church”
最優秀カントリー・デュオ/グループ・パフォーマンス賞
ペンタトニックス feat. ドリー・パートン “Jolene”
最優秀カントリー楽曲賞
ティム・マグロウ “Humble And Kind”
最優秀カントリー・アルバム賞
スタージル・シンプソン『ア・セイラーズ・ガイド・トゥ・アース』
最優秀ニューエイジ・アルバム賞
ホワイト・サン『ホワイト・サンII』
最優秀ジャズ・インストゥルメンタル・ソロ賞
ジョン・スコフィールド “I’m So Lonesome I Could Cry”
最優秀ジャズ・ヴォーカル・アルバム賞
グレゴリー・ポーター『希望へのアレイ』
最優秀ジャズ・インストゥルメンタル・アルバム賞
ジョン・スコフィールド『カントリー・フォー・オールド・メン』
最優秀大規模ジャズ・アンサンブル・アルバム賞
テッド・ナッシュ・ビッグ・バンド『プレジデンシャル・スイート:エイト・ヴァリエーションズ・オン・フリーダム』
最優秀ラテン・ジャズ・アルバム賞
チューチョ・ヴァルデス『トリビュート・トゥ・イラケレ:ライヴ・イン・マルシアック』
最優秀ゴスペル・パフォーマンス賞
タメラ・マン “God Provides”
最優秀コンテンポラリー・クリスチャン・ミュージック楽曲賞
ヒラリー・スコット・アンド・ザ・スコット・ファミリー “Thy Will”
最優秀ゴスペル・アルバム賞
カーク・フランクリン『ルージング・マイ・レリジョン』
最優秀コンテンポラリー・クリスチャン・ミュージック・アルバム賞
ヒラリー・スコット・アンド・ザ・スコット・ファミリー『ラヴ・リメインズ』
最優秀ルーツ・ゴスペル・アルバム賞
ジョーイ・アンド・ローリー『ヒムズ・ザット・アー・インポータント・トゥ・アス』
最優秀ラテン・ポップ・アルバム賞
ジェシー・アンド・ジョイ『ウン・ベシート・マス』
最優秀ラテン・ロック、アーバン、オルタナティヴ・アルバム賞
イレ『イレヴィタブル』
最優秀リージョン・メキシカン・アルバム賞(テハーノ含む)
ヴィセンテ・フェルナンデス『ウン・アステカ・エン・エル・アステカ Vol.1(エン・ヴィーノ)』
最優秀トロピカル・ラテン・アルバム賞
ホセ・ルーゴ & グアサバーラ・コンボ『ドンデ・エスタン』
最優秀アメリカン・ルーツ・パフォーマンス賞
サラ・ジャローズ “House of Mercy”
最優秀アメリカン・ルーツ楽曲賞
ヴィンス・ギル “Kid Sister”
最優秀アメリカーナ・アルバム賞
ウィリアム・ベル『ディス・イズ・ホエア・アイ・リヴ』
最優秀ブルーグラス・アルバム賞
オコナー・バンド・ウィズ・マーク・オコナー『カミング・ホーム』
最優秀トラディショナル・ブルース・アルバム賞
ボビー・ラッシュ『ポーキュパイン・ミート』
最優秀コンテンポラリー・ブルース・アルバム賞
ファンタスティック・ネグリート『ザ・ラスト・デイズ・オブ・オークランド』
最優秀フォーク・アルバム賞
サラ・ジャローズ『アンダーカレント』
最優秀リージョナル・ルーツ・ミュージック・アルバム賞
カラニ・ペア『エ・ワレア』
最優秀レゲエ・アルバム賞
ジギー・マーリー『ジギー・マーリー』
最優秀ワールドミュージック・アルバム賞
ヨーヨー・マ・アンド・ザ・シルクロード・アンサンブル『シング・ミー・ホーム』
最優秀子供向けアルバム賞
シークレット・エージェント・23スキードゥ『インフィニティ・プラス・ワン』
最優秀スポークン・ワード・アルバム賞
キャロル・バーネット『イン・サッチ・グッド・カンパニー・イレヴン・イヤーズ・オブ・ラフター・メイヘム・アンド・ファン・イン・ザ・サンドボックス』
最優秀コメディ・アルバム賞
パットン・オズワルト『トーキング・フォー・クラッピング』
最優秀ミュージカル・ショウ・アルバム賞
ニュー・ブロードウェイ・キャスト 『ザ・カラー・パープル』
最優秀サウンドトラック・アルバム編集賞:映画、テレビ、その他映像部門
スティーヴン・バーコウィッツ, ドン・チードル, ロバート・グラスパー 『MILES AHEAD/マイルス・デイヴィス 空白の5年間』
最優秀サウンドトラック・アルバム作曲賞:映画、テレビ、その他映像部門
ジョン・ウィリアムス 『スターウォーズ/フォースの覚醒』
最優秀楽曲賞:映画、テレビ、その他映像部門
ジャスティン・ティンバーレイク “Can’t Stop The Feeling!” (『トロールズ(原題)』)
最優秀インストゥルメンタル作曲賞
テッド・ナッシュ・ビッグ・バンド “Spoken At Midnight”
最優秀インストゥルメンタルまたはアカペラ編曲賞
ジェイコブ・コリアー “You And I”
最優秀ヴォーカル入りインストゥルメンタル編曲賞
ジェイコブ・コリアー “Flintstones”
最優秀レコーディング・パッケージ賞
ジョナサン・バーンブルック 『★』(デヴィッド・ボウイ)
最優秀ボックスまたはスペシャル・リミテッド・エディション・パッケージ賞
ジェラール・ロ・モナコ 『THE 100TH ANNIVERSARY / ザ・ベスト・オブ・エディット・ピアフ ~生誕100年』(エディット・ピアフ)
最優秀アルバム・ノーツ賞
ケン・ブルーム, リチャード・カーリン 『シサル & ブレイク・シング・シャッフル・アロング』(ユービー・ブレイク & ノーブル・シサル)
最優秀ヒストリカル・アルバム賞
ボブ・ディラン 『ザ・カッティング・エッジ1965~1966:ブートレッグ・シリーズ第12集』
最優秀アルバム技術賞(クラシック以外)
デヴィッド・ボウイ, トム・エルムハースト, ケヴィン・キルン, トニー・ヴィスコンティ, ジョー・ラポータ 『★』(デヴィッド・ボウイ)
最優秀プロデューサー賞(クラシック以外)
グレッグ・カースティン
最優秀リミックス・レコーディング賞
RAC “Tearing Me Up (RAC Remix)”(ボブ・モーゼス)
最優秀サラウンド・サウンド・アルバム賞
ルドヴィク・モルロー(指揮者), シアトル交響楽団 『デュティユー:スー・ル・メーム・アコール:レ・シタシオンズ, ミステレ・ドゥ・ランサン&ティンブレス, エスパス, ムーヴマン』
最優秀アルバム技術賞(クラシック部門)
マーク・ダナヒュー, フレッド・ヴォグラー, デヴィッド・L・ウィリアムス 『歌劇:歌劇:ヴェルサイユの亡霊』(ロサンゼルス・オペラ&オーケストラ)
最優秀プロデューサー賞(クラシック部門)
デヴィッド・フロスト
最優秀オーケストラ・パフォーマンス賞
アンドリス・ネルソンス(指揮者) “ショスタコーヴィッチ:アンダー・スターリンズ・シャドウ-交響曲第5,8,9番” (ボストン交響楽団)
最優秀オペラ・レコーディング賞
ジェームズ・コンロン(指揮者), ブラントン・アルスポー(プロデューサー), ジョシュア・ゲレロ, クリストファー・モルトマン, ルーカス・ミーチェム, パトリシア・レーセット, ルーシー・シェーファー, ユ・ガンクン 『歌劇:ヴェルサイユの亡霊』(ロサンゼルス・オペラ&オーケストラ)
最優秀合唱パフォーマンス賞
クシシュトフ・ペンデレツキ(指揮者), ヘンリク・ウォジュナロフスキ(合唱監督) “Penderecki Conducts Penderecki, Volume 1” (ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団)
最優秀小規模アンサンブル・パフォーマンス賞
サード・コースト・パーカッション 『スティーヴ・ライヒ』
最優秀クラシック・インストゥルメンタル・ソロ賞
ズイル・ベイリー(チェロ), ジャンカルロ・ゲレロ(指揮者) “ドアティ:Tales Of Hemingway” (ナッシュビル交響楽団)
最優秀クラシック・ソロ・ヴォーカル・アルバム賞
※ダブル受賞
ドロテア・レッシュマン、内田光子(演奏)『シューマン:リーダークライス、女の愛と生涯/ベルク:初期の7つの歌』
イアン・ボストリッジ 、アントニオ・パッパーノ(演奏)『シェイクスピア・ソングス』
最優秀クラシック・コンペンディアム賞
ジャンカルロ・ゲレロ(指揮者),ティム・ハンドリー(プロデューサー) 『ドアティ:ヘミングウェイの物語/アメリカン・ゴシック・ワンス・アポン・ア・キャッスル』
最優秀クラシック・コンテンポラリー作曲賞
マイケル・ドアティ “Tales Of Hemingway”
最優秀ミュージック・ビデオ賞
ビヨンセ “Formation”
最優秀音楽映画賞
ザ・ビートルズ 『EIGHT DAYS A WEEK-The Touring Years』
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