カイリー・ミノーグは「Kylie」の商標を巡るカイリー・ジェンナーとの争いで勝利を収めている。
リアリティ番組「カーダシアン家のお騒がせセレブライフ」への出演で知られるカイリー・ジェンナーは2014年に「Kylie」という名称の商標登録を申請しており、カイリー・ミノーグは「Kylie」が商標登録されてしまえばファンが混乱し、自身の「ブランドが弱まる」として、商標登録に異議を唱える文書を裁判所に提出していた。
『デイリー・メール』紙によれば、その際、カイリー・ミノーグの弁護士は米国特許商標庁に手紙を送ったとのことで、そこにはカイリー・ミノーグが「『カイリー』の愛称で世界中で知られている国際的なアーティストで人道主義者であり、乳がん撲滅運動家」であるのに対して、カイリー・ジェンナーについては「二流のリアリティ番組出演者」であると記されていたという。
米国特許商標庁は今回、カイリー・ジェンナーの申請を退けているが、カイリー・ジェンナーは自身のファッション・美容ブランドに「Kylie」の名称を使うために控訴を計画していると報じられている。
カイリー・ミノーグは既に「カイリー・ミノーグ・ダーリン」、「ラッキー ザ・カイリー・ミノーグ・ミュージカル」、「カイリー・ミノーグ」を商標登録として所有している。
カイリー・ミノーグは先日、BMGと新たにレコード契約を結んだことも発表しており、「クラシックなポップ・アルバム」の制作に着手することが明らかになっている。
「私の新しいレーベルがBMGであることを発表できて嬉しいわ」と彼女は述べている。「約束するわ。次のアルバムでは私のハートやソウルが感じられるはずよ」
BMGの社長であるアレクシ・コール=スミスは契約について次のように述べている。「私たちは、カイリーによる素晴らしくて、偉大で、クラシックなポップ・アルバムを作りたいと考えています。30年も音楽業界に身を置いているカイリーですが、これまで以上に素晴らしい状況にあります。カイリーについてのドキュメンタリーや本など、様々なマルチ・メディアを用いたアプローチが考えられ、いろんな可能性がありますが、すべて実現することができるでしょう。カイリーはまさに究極のアーティストなのです」
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