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プロフェッツ・オブ・レイジのトム・モレロとチャックDは入国と移民に関する大統領令にドナルド・トランプ大統領が署名したのを受けて、ロサンゼルス国際空港の抗議運動に参加している。

ドナルド・トランプ大統領はシリアからの難民の受け入れを120日間停止し、イラク、イラン、リビア、ソマリア、スーダン、イエメンというイスラム教徒が多数を占める国からの入国も90日間停止する大統領令に署名している。

この大統領令を受けて、アメリカの全国各地の国際空港では抗議を行うデモが行われており、トム・モレロはチャックDと共にソーシャル・メディアで自身もデモに参加したことを明かしている。

米『ビルボード』誌にニュー・アルバムについて訊かれたトム・モレロは次のように語っている。「このバンドはこうした決定的で歴史的な岐路に抵抗のためのサウンドトラックを提供するために一緒にやっているんだ。それは結成した時のミッション・ステートメントにもあるし、今もミッション・ステートメントであり続けている。そして、その抵抗は大きくなり続けているんだよ。今、築かれているこうした共闘は、不満を持つヒラリーの支持者を超えて広がってるんだ。それはトランプに投票したことを後悔しているトランプの支持者までね。投票しなかった人もものすごくたくさんいるんだ。このシステムでは自分たちを体現してくれることなどないと考えているからね。それに加えて、自由と人権への脅威と見ている情熱的な長年の活動家の人もいる。よくない大統領は素晴らしい音楽を生み出すんだ。それを提供するために最善を尽くすつもりだよ」

さらに次のように続けている。「ここのところ、ブレンダン・オブライエンとスタジオに入ってるんだけど、たくさんの曲があるんだ。でも、最終的に世に出す時は、それが2017年やそれ以降にとって最大限のインパクトを持つ戦略を立てなきゃいけないからね。ツアーに関しても発表されているものがあるしね。メキシコと南米でライヴをやるほか、この夏は初となるヨーロッパ・ツアーをやる。このあいだやった反就任ライヴを除けば、今のところアメリカでの日程はないけどね。でも、必要になると思ってるよ」

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