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アリス・クーパーとジョニー・デップが参加しているバンド、ハリウッド・ヴァンパイヤーズが3公演を行うことを発表している。

ハリウッド・ヴァンパイヤーズは、9月11日のアルバム・リリースに続いて、ロサンゼルスでの2公演と、ブラジルでのフェスティバル出演を9月に行うという。

バンドには、エアロスミスのジョー・ペリーの他、ドラムにマット・ソーラム、ベースにダフ・マッケイガンが参加するとのことで、9月16日・17日にロサンゼルスのロキシーでライヴを行うという。またギターでトミー・ヘンリクセンが、ギターとピアノでブルース・ウィトキンも参加するという。

ロサンゼルスでの公演を行った後、バンドはブラジルでロック・イン・リオに出演する。これはハリウッド・ヴァンパイヤーズにとって今年唯一のフェスティバルへの出演になるという。

アリス・クーパーとジョニー・デップによって考案された「ハリウッド・ヴァンパイヤーズ」によるアルバムは、スラッシュやブライアン・ジョンソン、ペリー・ファレルを募って、「亡くなってしまった友人やヒーロー」の楽曲をカヴァーするものとなっている。アルバムには他にも、ジョー・ウォルシュ、ロビー・クリーガー、ザック・スターキー、キップ・ウィンガーといった面々が参加しており、ジョン・レノン、ザ・ドアーズ、ピンク・フロイド、レッド・ツェッペリン、ザ・フー、ジミ・ヘンドリックス、T. レックス、スモール・フェイセスの楽曲をカヴァーしている。

“The Last Vampire”という楽曲では、1958年の映画『吸血鬼ドラキュラ』で知られるクリストファー・リーによるナレーションが収録されている。クリストファー・リーは今年の6月に亡くなっている。

『NME』に対して、アリス・クーパーは「ハリウッド・ヴァンパイヤーズ」というコンセプトがジョニーデップとどんなところから出てきたのかを語っている。

「俺たちは一緒にバンドをやろうって決めたんだ。亡くなった飲み友達みんなを祝福するようなバンドをね。知っての通り、俺たちの兄貴分たちは、みんな27歳で死んじまった。ジム・モリソン、ザ・ドアーズとは一緒にツアーをやったんだ。ジミ・ヘンドリックスは俺の最高の友達の一人だ。こういう奴らとよく飲んでたんだよ。それで、俺とジョニー・デップは一緒に映画『ダーク・シャドウ』をやってて、ある夜、(ロンドンの)100クラブに行って、単なるバー・バンドをやってみようということになったんだ。化粧もなし、グラムもなし。誰かが“Brown Sugar”って叫んだら、俺たちはそれをやり、(ジェーンズ・アディクションの)“Been Caught Stealing”も、もちろん知ってたからね。それが本当に楽しかったんだ」

アルバムのトレイラー映像はこちらから。

アルバムのトラックリストは以下の通り。

‘The Last Vampire’
‘Raise The Dead’
‘My Generation’
‘Whole Lotta Love’
‘I Got A Line’
‘Five to One/Break On Through’
‘One/Jump Into The Fire’
‘Come And Get It’
‘Jeepster’
‘Cold Turkey’
‘Manic Depression’
‘Itchycoo Park’
‘School’s Out/Another Brick in The Wall Pt 2’
‘Dead Drunk Friends’

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