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3ドアーズ・ダウンのマネージャーは、バンドがドナルド・トランプの大統領就任コンサートに出演した理由を説明している。

ドナルド・トランプは現地時間1月20日にワシントンD.C.でアメリカ大統領に就任する。前日の1月19日にはリンカーン・メモリアルで「メイク・アメリカ・アゲイン!・ウェルカム・セレブレーション」コンサートが開催されている。

『ヴァイス』にマネージャーのアンガス・ヴァイルは「さして悪い評判はないよ」と語っている。「ロックの業界に16年もいると、多くの人がツイッターで腹を立てることになったとしても、こんな感じなんだよ。僕らにとってはよかったなって。リベラルな人々が怒れば怒るほど、多くの保守的な人々には評価されるわけでね。彼らも涙で枕を濡らしてるかって? もちろん、そんなことはないわけだからね」

彼はさらにこう語っている。「実際、3ドアーズ・ダウンはジョージ・W・ブッシュの就任の時も出演してるしね。彼らはミシシッピ州とアラバマ州出身のいい奴らなんだよ。保守的な家庭の出身で、本当にいい奴らなんだ。そして、ちょっと変わった政治的信条を持っている。それで、ブッシュの就任の時も出演したし、保守的な人選に乗るのも明らかだったんだよ」

「3ドアーズ・ダウンは神も信じてるし、銃も支持しているし、田舎ならでは白黒をはっきりつける物の見方をするし、彼らは多くの時間を割いてイラクへ向かい、兵士たちのために演奏を行うという奉仕活動をやってるんだ」と彼は説明を続けている。「彼らはそういう信念を持ち、それが彼らのアメリカの見方なんだよ。反論するのはすごく難しいよ。『その細かい違いは? どこがグレーゾーンなの?』と尋ねたとしても、彼らは『いやいや、神がいて、銃があり、アメリカは地球で最も偉大な国なんだ』と答えるだろうね。そうした価値観に忠実なんだ」

「自分も政治的に彼らに同意するわけではないけど、すごく友好的な会話はできるわけでね。会いに行っても、すごく気を遣ってくれるんだ」と彼は続け、自身はバラク・オバマの支持者であることを明かしている。

ドナルド・トランプ大統領の就任式をめぐっては数多くの問題に直面しており、多くのアーティストが出演を断っているほか、多くの人がイベントへの不参加を決定している。

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