ブルース・スプリングスティーンは退任するバラク・オバマ大統領のスタッフたちへのシークレット・ライヴを先週ホワイト・ハウスで行ったという。
この貴重なライヴを観ることができたファンは、オバマ大統領の退任のために開催されたこの感謝イベントで200人から250人のホワイト・ハウスのスタッフの前で、ソロ・アコースティック・ライヴを行ったと、ファン・サイトの「バックストリーツ」に記している。
ライヴにはバラク・オバマ大統領と大統領夫人のミシェル・オバマも出席し、ブルース・スプリングスティーンの妻であるパティ・スキャルファも“Tougher Than The Rest”や“If I Should Fall Behind”といった楽曲で、パフォーマンスに加わっている。全15曲のステージの最後ではバラク・オバマ大統領がステージに上がり、スタッフの8年間の激務とブルース・スプリングスティーンのパフォーマンスに対して感謝の意を示したという。
この日のセットリストは以下の通り。
‘Working On The Highway’
‘Growin’ Up’
‘My Hometown’
‘My Father’s House’
‘The Wish’
‘Thunder Road’
‘The Promised Land’
‘Born In The U.S.A.’
‘Devils & Dust’
‘Tougher Than The Rest’
‘If I Should Fall Behind’
‘The Ghost Of Tom Joad’
‘Long Walk Home’
‘Dancing In The Dark’
‘Land Of Hope And Dreams’
昨年、大統領自由勲章が授与されたブルース・スプリングスティーンだが、先日、ブルース・スプリングスティーンのトリビュート・バンドはドナルド・トランプ就任パーティーに出演するのを辞退している。
声明の中でバンドは次のように述べている。「この決定はもっぱら、ブルースとEストリート・バンドへの敬意と感謝の念に基づいたものです。ブルースの音楽は私たちの生計の土台となっています。ザ・B-ストリート・バンドはブルースとEストリート・バンドの才能なしに成立しません」
現地時間1月20日に行われるドナルド・トランプの大統領就任式やアメリカ各地で彼を讃えて行われるパーティーについては、多くのミュージシャンが出演を辞退しており、ブッキングするのに苦労していると見られている。
一方、オーディオスレイヴは反トランプ就任ライヴで再結成を果たすことが明らかになっている。
広告 【独占配信】エミー賞®史上最多18部門受賞の歴史的快挙!真田広之主演&プロデュース「SHOGUN 将軍」をディズニープラスで見る
Copyright © 2024 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.