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スクリレックスは、EDMプロデューサー仲間であるデッドマウスについて「クソ野郎」と語り、このネズミの衣装を被った彼が口ばかりが先行し、その音楽よりもツイッターで人をけなすことで有名な人物になってしまうことを危惧している。

本名をジョエル・ジマーマンというデッドマウスは、スクリレックスのプロデューサー/DJとしてのキャリアを後押しした最初のビッグネーム・アーティストだったが、最近ではスクリレックスとディプロのユニット、ジャック・Uがジャスティン・ビーバーをフィーチャーして発表したシングル“I Need Ü”について「なんだ、このクソ音楽」と酷評していた。

ジャックUとビーバーが何かクールな曲を作ったと思って聴いてみたのが間違いだった。なんだ、このクソ音楽。

スクリレックスはニューヨークのラジオ番組「92.3 AMP Radio」で行われた最新のインタヴューの中で、中傷されることは気にならないが、こういった度重なる発言のせいでデッドマウスの音楽からは遠ざかってしまっていると語った。

「ジョエルのことを嫌いになることはないよ、僕を世に送り出してくれた人だからね。だけど、彼はクソ野郎だ。みんなそう思ってるんじゃないかな、彼自身もね。あれが彼らしさってことなのかな」

「ジョエルの言葉に傷ついてたりはしないよ、だって僕は自分自身や、自分のやっていることに対して自信を持ってるし、自分のやっていることが大好きだからね。だけど、彼が自分の音楽やキュレーターとしての活躍ではなく、他のことで注目を集めていることに対しては、気の毒にさえ感じる。彼はここ数年で変わったと思うな。ジョエルは間違いなくすばらしいアーティストだけど、彼の性格が音楽を見劣りさせてしまって、個人的には彼の音楽に前ほど共感できなくなってしまったよ」

最近では他のアーティストも、デッドマウスの批判の的となっており、フランス人DJのデヴィッド・ゲッタが生きた馬とインディアンの頭飾りをつけたダンサーたちをステージに登場させた動画についてもこき下ろしている。

デッドマウスは、デヴィッド・ゲッタやクラブのオーナーを名指しした一連のツイートの中で、この演出を動物虐待の最たるものだとし、彼らを「クソバカ者」、デヴィッド・ゲッタを「くだらない」「ぼったくりDJ」だと罵っている。

また、このカナダ出身プロデューサー兼DJである彼は、自身の音楽がフィーチャーされたミュージカル作品を上演しようとした小さな劇場会社もやり玉にあげている。

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