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サム&デイヴのサミュエル・ムーアが今週末に行われるドナルド・トランプの大統領就任ライヴでパフォーマンスをおこなうことが明らかになっている。

ドナルド・トランプは現地時間1月20日にワシントンD.C.でアメリカ大統領に就任する。テレビ番組「アメリカズ・ゴット・タレント」の出演者であるジャッキー・エヴァンコが式典でパフォーマンスを行うことが発表されている唯一のビッグネームとなっていた。

しかし、サミュエル・ムーアは前日の1月19日にリンカーン・メモリアルで開催される「メイク・アメリカ・アゲイン!・ウェルカム・セレブレーション」コンサートの出演者として追加されている。このコンサートには3ドアーズ・ダウン、トビー・キーズ、ジョン・ヴォイト、DJラヴィドラムス、ザ・ピアノ・ガイズ、ラリー・スチュワート、リー・グリーンウッド、マーティー・ローが出演する。

「僕は公民権運動に参加して、この素晴らしい国において81年の人生の中で、前向きな変化と進展を見てきた。でも、僕らはこの国の新大統領のために手を握り、団結しなければならないことを知ってるんだ」とプレス・リリースの中でサミュエル・ムーアは述べている。

「僕らがこれを実現できれば、まだまだ素晴らしいことが起こると本当に信じてるんだ。僕らはみなアメリカ人として新しい大統領の支持で団結して、彼にチャンスを与える必要があるんだよ。アメリカをより素晴らしい、強い、よりよい国にするため、彼はみんなの支持を必要としてるんだ」

シンガーのジェニファー・ホリデーは出演をブッキングされたが、報道によれば、彼女と彼女の家族に対して殺害予告が出されたことを受けてパフォーマンスをキャンセルしている。

AP通信によれば、ジェニファー・ホリデーに向けられた批判についてサミュエル・ムーアは「不公平」なものであり、「自分は批判に屈するつもりはない」と語っている。

サム&デイヴはアイザック・ヘイズによる“Soul Man”で最もよく知られており、バンドメイトのデイヴ・プレイターは1988年に亡くなっている。

ドナルド・トランプの大統領就任式では多くのアーティストが出演を辞退しており、パフォーマンスを行うアーティストをブッキングするのに苦労していると報じられている。

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