U2は『ヨシュア・トゥリー』の30周年記念ツアーでUKにおいて2公演目となる公演を発表している。
先週、バンドは『ヨシュア・トゥリー』の30周年記念ツアーのツアー日程を発表し、ヨーロッパにおいてはノエル・ギャラガーがサポート・アクトを務めることが発表されている。
チケットは現地時間1月16日午前9時に発売が開始され、UK唯一の公演となる7月8日のトゥイッケナム・スタジアム公演が完売したのを受けて、同会場での公演が追加されており、翌日7月9日にもトゥイッケナム・スタジアムでの公演が決定している。
「この公演の支持はすさまじいものでした」とU2のプロモーターであるジョン・ギディングスは『ミュージック・ウィーク』誌に語っている。「そのリアクションは驚くべきものでした」
昨年末にU2は1987年発表のアルバムが節目の年を迎えることについて予告していた。今回の公演ではアルバムからの全11曲が全編演奏される。
「最近、約30年ぶりに『ヨシュア・トゥリー』を初めて聴き返してみたんだ……あれはまさにオペラだよね」とボノは語っている。「不思議なことに今にも通じるたくさんの感情があるんだ。愛、喪失、破れた夢、忘却の希求、細分化……素晴らしいものがすべてね……いくつかの曲は何度も歌ってきたけど、全部は歌ったことがないからね。僕らと同じくらいみんなも楽しんでくれるなら、準備はできてるよ。素晴らしい夜になると思うんだ。特に故郷のクローク・パークでやる時はね……30年前にアルバムが生まれた場所だからね」
ジ・エッジは次のように続けている。「『ヨシュア・トゥリー』の曲を元々書き終えた時っていうのは一周して戻った感じだったんだ。グローバルな大変動があって、極右勢力があり、いくつかの基本的人権が危機に晒されていた。このアルバムの曲は今日的な意味があるし、今の時代を予見していたところもあると思うんだ。だから、アルバムを祝福するために、これらのライヴをやることにしたんだ。今がその時だと思うからね。楽しみにしているよ」
今回のツアーのオープニングを務める喜びについてノエル・ギャラガーは次のように語っている。「地球上でも最も素晴らしいライヴであり続けているもののなかで、自分の役割を果たせるなんて、嬉しいし、光栄なことだよね」
チケット発売を受けて、ヨーロッパではローマ、パリ、アムステルダムでも追加公演が決定している。
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