フー・ファイターズのドラマーであるテイラー・ホーキンスが、15歳のときにドラムをたたいている映像がウェブ上で公開され、若い頃からドラムの才能に溢れていたことが証明されている。
音楽サイト「コンシークエンス・オブ・サウンド」が指摘したところによると、映像は、1987年のラグーナ・ビーチ高校のバンド対抗戦で撮影されたもので、10代のテイラー・ホーキンスと彼のバンドがヴァン・ヘイレンの“Panama”を演奏している様子が収められている。
映像は以下で観ることができる。
一方、フー・ファイターズのためのヴァイラル・ビデオを作成した首謀者が、バンドが彼の地元であるイタリアのチェゼーナでのライヴに同意してくれたのを聞いた時、涙せずにはいられなかったと語っている。1000人で一斉にフー・ファイターズの“Learn to Fly”をカヴァーしたことで、今回のことは実現した。
1000人の地元のミュージシャン——ドラマー、ヴォーカリスト、ギター——がフー・ファイターズの1999年発表の楽曲“Learn to Fly”をカヴァーする映像は、先週ウェブ上で拡散されることになった。このビデオは、デイヴ・グロール率いるバンドに地元でライヴをやってもらいたいというキャンペーンの一環として撮影されたものだった。
フロントマンのデイヴ・グロールは、この試みを喜び、お礼としてチェザーナでライヴを行うことに同意している。
この偉業をまとめたファビオ・ザッファニーニは、『ガーディアン』紙に語り、バンドからの反応をオンラインで見た時は思わず泣いてしまったという。
「赤子のように泣き始めてしまったんだ」とザッファニーニは語っている。「僕は感情的な人間ではないんだけど、すっかりそうなってしまったんだ」
デイヴ・グロールの返答を見た瞬間のことを思い出しながら、ザッファニーニは更にこう語っている。「最初に見た時は冗談だと思ったんだ。でも、本人だと分かって、もう一度泣き始めてしまったんだ。普段はそんなに泣かないんだけどね。でも、あの時は感情を抑えられなかったんだ」
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