Dave Benett/WireImage

Photo: Dave Benett/WireImage

エド・シーランは、自身のニュー・アルバムに「しっくり来なかった」ために、ジャスティン・ビーバーに大ヒット曲”Love Yourself”を提供していたことを明かしている。

エド・シーランは先週1月6日に、約3年ぶりとなる新曲”Shape Of You”と”Castle On The Hill”をリリースしてシーンへの復帰を果たしており、これらのシングルは「近々」リリースが予定されているアルバム『÷(ディヴァイド)』に先立ったものとなっている。

エド・シーランは1月9日、米ラジオ局「97.1 AMPラジオ」のカーソン・デイリーの番組に出演し、”Love Yourself”について以下のように語っている。「あの曲は『÷』のために書いた曲なんだ。単にしっくり来なかったんだよね。そうしたら、ジャスティンがあの曲を採用して、自分のバージョンにして、シングルとしてリリースしたんだ。そしたら成功して、今の状況があるわけさ」

エド・シーランは次のように続けている。「というわけで、去年のベスト・ソングになることはおろか、リリースすらされなかったはずの曲が、2016年を通じたビルボードのナンバー・ワンになったのさ。グラミー賞では最優秀楽曲賞にノミネートされてるしね。必ずしも書いたものを捨てるべきじゃないってことなんだよ」

“Love Yourself”のソングライティングについては次のように語っている。「(ジャスティンが)手を入れたところもあるんだ。全部僕がやったとは言えないよ」

エド・シーランはまた、ジャスティン・ビーバーとメジャー・レイザー、ムーによるヒット曲“Cold Water”を自身が書いたことを忘れていたと明かしている。「“Cold Water”についてはおかしな話でさ。僕は曲の存在すら分かってなかったんだからね。あの曲は僕が曲をたくさん書いていた時に半分くらい書き上げてた曲には違いないんだよ。ベニー・ブランコの家で曲を書いてた時に、ディプロからメールが来たんだ。『よう! “Cold Water”って曲、ドープだな! もらっていいかい?』ってね。僕は『ディプロは何のこと言ってるんだろう』って感じでさ、返信しなかったんだ」

「それからまたディプロからメールが届いてね。『よう、ジャスティン(・ビーバー)が”Cold Water”に参加したいってさ。クールだろ?』って。でも、僕は『一体何の話だい?』って感じだったんだ。それから曲がリリースされてナンバーワンになって、『ああ、あの曲か!』ってなったんだよ。徐々に徐々に書いたことを思い出したんだ。『なんか僕のサウンドっぽいな。ちょっと待てよ。僕だ』ってね」

エド・シーランは、先週リリースしたカムバック・シングルでスポティファイの1日の再生回数で新記録を樹立している。

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