Pooneh Ghana/NME

Photo: Pooneh Ghana/NME

アーケイド・ファイアが9月公開の長編映画『ザ・リフレクター・テープス』のトレイラー映像を公開している。

この映画は、フライング・ロータスやケンドリック・ラマーとの仕事で知られるカリール・ジョセフが監督を務めるもので、アーケイド・ファイアの最新作『リフレクター』の楽曲制作やレコーディング、ツアーを追ったものとなっている。『ザ・リフレクター・テープス』は9月23日にワールドワイドで公開される。

新たなトレイラー映像の中で、ウィン・バトラーは音楽について「精神によって導かれるもの」と語っており、レジーヌ・シャサーニュは、アーケイド・ファイアは「物語を語ろうとしている」と話している。トレイラー映像では、『リフレクター』のワールド・ツアーからアメリカやハイチでのアリーナ公演や更に小さな会場での公演などのライヴ映像がふんだんに使われている。

プレス・リリースではこの映画について、「ドキュメンタリーと、音楽と、アート、個人の記録が交差する比類なき映画的体験」と評している。映画ではワールド・ツアーを行っているバンドの様子やカリブ海のハイチを訪れた時の模様も使われているという。

トレイラー映像はこちらから。

一方、アーケイド・ファイアのウィン・バトラーとレジーヌ・シャサーニュ夫妻は、モントリオールにアグリコールというハイチ料理のレストランを開店している。レジーヌ・シャサーニュにはハイチ出身の家族がいる。

ウィン・バトラーは、カナダの『ザ・グローブ・アンド・メイル』紙に、「(このレストランは)アート・プロジェクトから発展したもので、そもそもは文化的な場所を作りたいというのが狙いなんだ」と語っており、アグリコールではハイチの“文化的なあたたかさ”を再現したいとしている。

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