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デヴィッド・ボウイの息子であるダンカン・ジョーンズは、亡くなった父親にちなんだ名前が付けられた犬の里親を見つけるSNSの働きかけに力を貸している。

「ウェールズ・オンライン」によると、現在3歳で猟犬の雑種であるこの犬は、デヴィッド・ボウイと同じく、左右で瞳の色が異なるという特徴を持つ虹彩異色症であることから、「ボウイ」と命名されている。

犬のボウイは南ウェールのブリジェンドにある「ドッグズ・トラスト」の施設で11月に保護されたが、他にいる何百ものペットの中に埋もれて注目されてこなかった。

ダンカン・ジョーンズはその犬について報じた記事のリンクをツイートし、「誰かいない?」と呼び掛けている。

犬の保護団体「ドッグズ・トラスト・ブリジェンド」の施設マネージャーであるアンジェラ・ウェザーオールは次のようにのべている。「ボウイがこれまで見逃されてきたのは本当に残念です。しかし、私たちはすぐにでも彼の里親が見つかると確信しています。13日の金曜日は不吉だという迷信がありますが、新しい飼い主になる見込みがある人達がこうした迷信を脇に置いて、青い目をした男の子である私たちのボウイを家に迎え入れるのを考えてくれることを本当に願っています」

「幸せな家庭に4足歩行の友を迎えるだけでは決してないのです。新しい親友を手に入れることにもなるんですよ。このことの一体何がそんなに不幸なのか私たちにはわかりません」

ダンカン・ジョーンズは、デヴィッド・ボウイが亡くなった昨年、ポッドキャストの「ザ・ナーディスト」でその死について次のように語っている。「僕は大丈夫だよ。うん、大丈夫。すごく幸運だったんだよ。さよならを言える機会があったわけだからね。妙な感じなんだ。この件についてどう話したらいいか分からないし、何を話すべきかも分からない。さよならを言える機会があったということ以外はね」

「その妙な感じが父親を恋しくさせるんだ。でも、まだ始まったばかりなんだろうけどね。ずっとそう思うんだろうけど、でも大変なことなんだ。父は僕が僕自身を誰であるのかと見つめる限り、大きな引力みたいな存在だからね。どうやって自分自身を世界から引き離して、自分自身を見つめればいいかっていうね」

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