ピンク・フロイドの『原子心母』の名付け親として知られる音楽ディレクター、石坂敬一が亡くなった。享年71歳だった。
東芝EMI在籍時にグラム・ロック、ザ・ビートルズやピンク・フロイドを手掛け、ピンク・フロイドの1970年発表のアルバム『原子心母』という邦題の名付け親として知られている。
1999年に日本ポリグラムから社名変更したユニバーサルミュージック株式会社(現:ユニバーサルミュージック合同会社)の代表取締役社長、CEO、会長などを務め、2011年11月からはワーナーミュージック・ジャパン代表取締役会長兼CEOに就任していた。その功績により藍綬褒章、旭日中綬章を受賞している。
2011年には『出世の流儀 – 究極のビジネスマンになる方法』を上梓している。
12月31日、自宅で心不全で亡くなったという。
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