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パール・ジャムのエディー・ヴェダーは、とあるクレイグリストの投稿が話題となったのを受けてクリスマスに困窮している家族に1万ドル(約117万円)を寄付している。

現地時間12月20日に6児を養う35歳のヘアスタイリスト、ティシカ・ブリッテンについての記事がワシントン・ポストに掲載され、彼女はクレイグリストに一家がまもなく家賃の未納により家を強制退去させられる運命にあり、さらに子供たちのクリスマス・プレンゼントはおろか、クリスマス・ツリーすらも買えずにいることを綴っていた。クレイグリストに「すごく傷ついています」と彼女は書き込んでいる。「最大限の努力はしているのです。毎日祈りを捧げ、今は助けを懇願しています。(クリスマスに)大事なのは贈り物じゃないのはわかっていますが、彼らはまだ子供です! 私はいまやなんて失敗者なのでしょう」

この記事の影響で、彼女の子供宛にプレゼントが世界中からプレゼントが届き、できることがあれば何でも力を貸すと申し出る人が続出している。また、この記事はパール・ジャムのフロントマンであるエディー・ヴェダーの目にも留まり、彼はティシカ・ブリットンと彼女の家族宛に1万ドルのチェックを送っている。

ワシントン・ポストのインタヴューに対し、エディー・ヴェダーはこう語っている。「家族が置かれている境遇と、彼女が子供たちのためにやってのけたことに感動しただけなんだ。周りに救いを求めた母親を子供たちは誇りに思ってるだろうね。本当に勇気がいることだからね」

さらに彼は、その家族が置かれている境遇を自身の幼少期に重ねたことも明かしている。「サンタさんからおもちゃから届く年もあったけど、ガレージ・セールで購入された中古品ばかりだったし、壊れていないとは限らなかったしね」

先月、エディ・ヴェダーはワールド・シリーズでシカゴ・カブスがクリーヴランド・インディアンズに勝利したことを祝福している。エディ・ヴェダーとデレク・トラックスは祝勝パーティーの場でパフォーマンスを行う映像が公開されている。

エディ・ヴェダーはシカゴ・カブスの熱狂的なファンとしてパール・ジャムのファンには知られている。

https://www.facebook.com/PearlJamRadio/videos/1262386533817422/

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