Rough Trade

Photo: Rough Trade

イギー・ポップとサーストン・ムーアは「イン・カンヴァセーション」というシリーズのドキュメンタリー映像で共演を果たしている。

二人はラフ・トレードが制作した全3編のドキュメンタリーで協力している。本作はマイアミにあるイギー・ポップの自宅で撮影され、イギー・ポップの最新作『ポスト・ポップ・デプレッション』収録の“American Valhalla”にちなんで「アイヴ・ナッシング・バット・マイ・ネーム」と題されている。二人はお互いのキャリアについて語り合い、サーストン・ムーアは自身やソニック・ユースにイギー・ポップが与えた影響について明かしている。

パート1となる映像は12月27日に公開されており、二人はザ・・ストゥージズの実験性、『ポスト・ポップ・デプレッション』収録の“Gardenia”の背景にある影響、かつてイギー・ポップが自身の性的パートナーに12篇のエッセイを執筆し、それを出版しようとしたもののまとまらなかったことなどについて語っている。また映像の15分50秒からはチャック・ベリーの“Johnny B. Goode”をカヴァーしている。

「アイヴ・ナッシング・バット・マイ・ネーム」の第1話と第2話はこちらから。

サーストン・ムーアは来年、カンのトリビュート・イベントの一環としてロンドンでライヴを行う予定となっている。

「ザ・カン・プロジェクト」と題されたこのイベントは来年4月にロンドンのバービカン・センターで開催されるもので、サーストン・ムーアはカンのドラマーであるヤキ・リーベツァイトとオリジナルのヴォーカリストであるマルコム・ムーニーと共にカンの楽曲をカヴァーする予定となっている。

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