VICTOR FRANKOWSKI

Photo: VICTOR FRANKOWSKI

フリート・フォクシーズが通算3作目となる新作についての詳細をさらに公開した可能性があるという。

シンガーのロビン・ペックノールドは、自身のiTunesライブラリー内におけるバンドのこれまでの作品を収めたスクリーンショットを投稿しており、その中には未発表の『Ylajali(イラヤリ)』と記された作品が写っている。

この画像ではタイトルとともにアートワークと思しきものも掲載されており、ロビン・ペックノールドはその後、投稿を削除している。

問題の画像はこちらから。

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『イラヤリ』とは、ノルウェーの小説家のクヌート・ハムスンによって執筆され、1890年に出版された小説「飢え」の登場人物となっている。アートワークには日本人写真家の濱谷浩の写真が使用されている。

11月にもフリート・フォクシーズは自身のフェイスブックのページに、濱谷浩が撮影した別の写真を投稿していた。その写真は北海道の十勝岳の噴火を収めたものとなっている。ある一人のファンが、この写真がニュー・アルバムのことを意味しているのか訊ねたところ、バンドは「ほとんど出来ているよ」と返答していた。

https://www.facebook.com/24709128407/photos/a.10150796955053408.474915.24709128407/10154762552673408/?type=3

「ステレオガム」によると、新作のアートワークとされるものの下部に、ノンサッチ・レコードのロゴを確認することができ、フリート・フォクシーズがレーベルと新たな契約を結んだ可能性があることが示唆されている。

新作のタイトルとアートワークに関して、今のところ確認できる公式情報はなく、リリース日やトラックリストなどの詳細もまだわかっていない。

代表曲”White Winter Hymnal”で知られるフリート・フォクシーズは2011年の『ヘルプレスネス・ブルーズ』以来、アルバムをリリースしていない。しかし、ロビン・ペックノールドはこれまでソロ・アーティストとしてソングライティングを手がけたり、パフォーマンスを披露してきている。

フリート・フォクシーズは来年7月にスペインで行われるビルバオBBKフェスティバルに出演することが報じられている。また、ロビン・ペックノールドは先日、インスタグラム上で2017年にツアーをする計画についてファンに明かしており、「今の所だけど、5月にオーストラリア、7月にヨーロッパ、8月にアメリカ、10月にアメリカ、11月にヨーロッパでやるよ」と述べている。

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