フィフス・ハーモニーはカミラ・カベロ脱退を受けて新たな長文の声明を発表している。
フィフス・ハーモニーはテレビ番組『Xファクター』のアメリカ版から2012年に誕生したグループで、“Work from Home”のミュージック・ビデオは2016年に1,173,014,751回再生され、ジャスティン・ビーバーの“Sorry”、アデルの“Hello”に次いで全世界で第3位の再生回数を記録したことが明らかになっている。
脱退したカミラ・カベロは既にソロとしての客演を行っており、ショーン・メンデスとの“I Know What You Did Last Summer”に参加しているほか、マシン・ガン・ケリーとの“Bad Things”にも参加している。
フィフス・ハーモニーは昨日12月19日にも声明を発表したが、あらためて本日12月20日に長文の声明を発表している。
— Fifth Harmony (@FifthHarmony) December 20, 2016
全文訳は以下の通り。
「わたしたちのハーモナイザーたちへ
みんなが傷ついて混乱しているのは分かるけど、わたしたちもそうなの。みんなが答えを求めていることは知ってるわ。それに、その権利がみんなにはあると思う。だって、わたしたち4人と同じように、みんなもこのグループの一部だから。
わたしたちが最もしたくないのは、わたしたちが言ったことや、彼女の言ったことによる争いにかかりっきりになることなの。でも、非常に長い間、報道やソーシャル・メディアでわたしたちに関する話題が出回ることになってしまった。だから、深く気にかけているハーモナイザーのみんなには、編集や改竄されることなく、わたしたち自身からすべてを聞いてもらいたいと思ったのよ。
ここ数ヶ月にわたってフィフス・ハーモニーの今後についてカミラ・カベロとは膝を合わせて継続的に話し合ってきたわ。(彼女が最初にソロに乗り出して以降、)1年半にわたって彼女や彼女のチームとコミュニケーションをとってきて、フィフス・ハーモニーは彼女のいる間に少なくともあと1枚はアルバムを作る価値がある、そのあらゆる理由について語り合ってきたの。一生懸命取り組んだここ1年で成功も収めていたしね。わたしたちはグループ・ミーティングを提案したけど、彼女は拒否したわ。LAリードとレーベルに入ってもらって、ミーティングをセッティングしてもらうよう頼んだけど、それも彼女は拒否した。グループ・カウンセリングにも行ったけど、彼女は姿を現さなかったわ。そうやって、彼女や彼女のチームからの拒絶が数ヶ月続いて、時間をかけて話し合うことはできそうもないってことになったの。わたしたちはやりたかったんだけどね。精魂かけてこのグループを5人で成立させていくために努力したし、心血を注いだんだけど、残念ながらそうした努力もお互いのものではないことを明らかになってしまったの。
11月中旬に彼女のマネージャーからカミラがグループを脱退することを知らされたわ。この時、12月18日がフィフス・ハーモニーでの彼女のパフォーマンスが最後になることも知らされたの。
わたしたちは本当に傷ついたわ。ほぼ5年一緒にやってきて、いい時も悪い時も乗り越えてきたから……誰もこんな形で人生におけるこの期間を終わらせたくはなかったけど、カミラを超えてフィフス・ハーモニーを前進させていくプランと建設的な道を考えなければならなかったの。わたしたちはその人を幸せにする決断であればそれは支持するし、カミラと彼女のチームのやり方には悲しまされたけど、カミラの前途を祈ってるわ。
みんなと作ってきた特別な世界をカミラが去るのを見るのは辛いことだわ。でも、わたしたちは前に進んでいくの。世界に前向きなものを注入し、みんなに人生に光を注ぐのを続けられることにワクワクしてるわ。わたしたち4人はフィフス・ハーモニーがなければ何者でもないことを分かってるし、それを今後も誇りに思っていくわ。こうした活動をさせてくれることについてハーモナイザーには感謝してる。毎日、みんなはわたしたちを愛してくれて、支援してくれて、みんなも知らないほど何度も、わたしたちを歩ませてくれたの。みんなには感謝してるわ。
今はわたしたちも落ち着いたから、このとりとめのない議論に関わり合うのも終わりね。わたしたちは真実を知ってるし、どれだけ頑張ってきたかを知ってるし、5人で成し遂げるために何度も挑戦してきたことについて知ってるの。そして、誠実なハーモナイザーみんなのサポートと一緒に、これからもこのグループに愛と献身を捧げていくことをわたしたちは分かってるのよ。みんなにとって素晴らしいこととだけ思ってもらえることを願ってる。元気を出していきましょ。
アリー、ダイナ、ローレン、ノーマニ」
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