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デヴィッド・ボウイは「多忙だった」ために映画『ロード・オブ・ザ・リング』に出演しなかったことを同作のキャスティング・ディレクターは明かしている。

先日、同作でメリアドク・ブランディバックを演じたドミニク・モナハンは、シリーズの第1弾となった『ロード・オブ・ザ・リング:旅の仲間』のオーディションをデヴィッド・ボウイが受けていたかもしれないと明かしていた。

「ハバードっていうロンドンでも非常によく知られたキャスティング・エージェンシーに行った時のことなんだけど、『ロード・オブ・ザ・リング』のオーディションを受けてたんだよね」と彼は「ハフィントン・ポスト」に語っている。「待ちながら雑誌を読んでたら、デヴィッド・ボウイが入ってきてね。記帳して中に入っていったんだ」

どの役でデヴィッド・ボウイが呼ばれていたかについてドミニク・モナハンは次のように語っている。「僕はガンダルフじゃないかって睨んでるんだけどね。他の役で呼ばれていたと僕には思えないね。違う役で呼ばれたかもしれないけどさ。でも、僕はデヴィッド・ボウイの大ファンだからね。今では幸運にも息子さん(映画監督のダンカン・ジョーンズ)とも知り合うことができて、彼と実際に会う時っていうのは僕にとって特別なことなんだ」

しかし、今回『ロード・オブ・ザ・リング』のキャスティング・ディレクターだったエイミー・ハバードは、デヴィッド・ボウイは実際にはオークションを受けておらず、三部作にまたがる映画を撮影するスケジュールがなかったと語っている。

エイミー・ハバードはデヴィッド・ボウイに用意していた役が最終的にイアン・マッケランの演じたガンダルフであることも明かしている。

「私たちは彼にアプローチしたのよ。一緒にやり始めて数週間の時に出てきたピーター・ジャクソンのアイディアだったわね。彼がずっと思い描いていたことの一つなのよ。それで(デヴィッド・ボウイのエージェントの)クリスに電話をしたら、デヴィッド・ボウイはものすごく多忙なんだと言われたわ」

デヴィッド・ボウイは『戦場のメリークリスマス』などの出演作があり、回顧展「DAVID BOWIE is」ではデヴィッド・ボウイと共演した北野武、坂本龍一が彼について語ったインタビュー映像が追加展示されることが決定している。

展覧会の詳細は以下の通り。

展覧会名:「DAVID BOWIE is」
会期:2017年1月8日(日)~4月9日(日)
会場:寺田倉庫G1ビル(東京都品川区東品川二丁目6番10号)
休館日:毎週月曜日
開始時間:[火・水・木・土・日・祝] 10:00~20:00 (最終入場19:00)、[金] 10:00~21:00 (最終入場20:00)
主催:DAVID BOWIE is 日本展実行委員会
企画:ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館(V&A)
チケット料⾦(税込):<⼀般>前売¥2,200 / 当⽇¥2,400
<中学⽣・⾼校⽣>前売¥1,000 / 当⽇¥1,200
<限定オリジナルグッズ付き>¥5,000 ※前売りのみのお取り扱いとなります。
<ALL TIME>¥3,000 ※前売りのみのお取り扱いとなります。

更なる詳細は以下のサイトで御確認ください。

http://www.DAVIDBOWIEis.jp

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