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レディオヘッドは2011年発表のライヴ映像作品『ザ・キング・オブ・リムス:フロム・ザ・ベースメント』がiTunesから取り下げられたというファンの訴えを受けて、再びiTunesで公開している。

『ザ・キング・オブ・リムス:フロム・ザ・ベースメント』はどこかの時点でiTunesのカタログから取り下げられていたという。

しかし、バンドは現地時間12月16日にツイッターで作品がiTunesのラインナップに復帰したことを発表している。「iTunesから『ザ・キング・オブ・リムス:フロム・ザ・ベースメント』が消えていることを教えてくれてありがとう。今、オンラインに復帰したはずだよ」

このセッションは2011年発表の『ザ・キング・オブ・リムス』を全編演奏している。後に本作はDVDやブルーレイでもリリースされている。

今年、レディオヘッドは全アルバムをスポティファイで利用可能にしている。

レディオヘッドは以前、スウェーデン発のストリーミング・サービス「スポティファイ」への楽曲提供を差し控えていた過去がある。2013年にフロントマンのトム・ヨークはスポティファイについて「死にゆく身体が最後のあがきとして放つオナラ」と評しており、その年、トム・ヨークとプロデューサーのナイジェル・ゴッドリッチは音源をスポティファイから引き上げていた。

レディオヘッドのギタリストであるジョニー・グリーンウッドは来年、イギリス各地で開催される映画『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』の特別上映の際に自身の手掛けたスコアを演奏するという。

『ファクト』誌が報じたところによれば、イベントではジョニー・グリーンウッドをはじめ、レディオヘッドのアルバム『ア・ムーン・シェイプト・プール』にも参加したロンドン・コンテンポラリー・オーケストラが参加するという。

このイベントはロンドン、バーミンガム、ブライトン、ブリストルで開催される。

上映の日程は以下の通り。

London, Southbank (January 30, 2017)
Birmingham, Symphony Hall (February 5)
Brighton, The Dome (February 6)
Bristol, Colston Hall (February 7)

ポール・トーマス・アンダーソンが監督を務めた映画『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』は2007年に公開されており、ダニエル・デイ=ルイスが主演を務めている。ジョニー・グリーンウッドは初めて同監督と映画音楽のコラボレーションを行っており、以来、映画『ザ・マスター』、『インヒアレント・ヴァイス』にも楽曲を提供している。

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