2017年1月に行われるドナルド・トランプの米大統領就任式に出演する最初のアーティストが発表されている。
ドナルド・トランプは2017年1月20日にワシントンDCで就任宣誓を行う予定であり、オペラ歌手のアンドレア・ボチェッリ、「アメリカズ・ゴット・タレント」の出演者であるジャッキー・エヴァンコらがパフォーマンスを行う予定であることが報じられている。
「TMZ」によると、アンドレア・ボチェッリは「1〜2曲」を披露する予定であり、ジャッキー・エヴァンコは国歌斉唱を行うことになっているという。
2009年に行われたオバマ大統領の最初の就任式ではアレサ・フランクリンがパフォーマンスを行い、2013年のオバマ大統領の2度目の就任式ではビヨンセやケリー・クラークソンがパフォーマンスを行っている。
2013年の大統領就任式でビヨンセが国歌を歌う映像はこちらから。
一方で、トランプ次期大統領の政権運営陣には、贈賄によってパフォーマーを就任式に呼ぼうとしたという疑惑がかけられている。トランプ陣営はこの疑惑を否定している。
「ザ・ラップ」の報道によると、タレント・エージェントらには、大統領就任式でパフォーマンスを行う代償として大使の職や政権との繋がりが与えられるものであったという。
「こんな狂気じみたことは前代未聞だ」とあるタレント・エージェントは語っている。「その瞬間に電話を落としそうになったよ」
ドナルド・トランプは今週、ニューヨークのトランプ・タワーでカニエ・ウェストと面会を行っている。ドナルド・トランプはカニエ・ウェストとハグをし、自身が表紙を飾った『タイム』誌にサインをして贈っている。カニエ・ウェストは、大統領就任式でパフォーマンスを行うかという質問については明言を避けている。
カニエ・ウェストのドナルド・トランプとの面会は、ファンの反感を買い、ジョン・レジェンドはカニエ・ウェストに対して失望を示している。カニエ・ウェストは後にツイッターでこの面会について説明している。
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