ビヨンセ、タクシー手配サービスのウーバーに監視されていたことが法廷で明らかに

2016.12.14 水曜日

Photo: GETTY

ビヨンセはスマートフォンでのタクシー手配サービス、ウーバーの従業員によって監視されていたと、同社で法廷調査を行っていたサミュエル・ワード・スパンゲンベルグは法廷で証言している。

彼が法廷に提出した文書によれば、同社の従業員は恒常的に「有名な政治家やセレブリティをはじめ、従業員の個人的な知り合い、元恋人、配偶者」を監視していたとのことで、「ゴッド・ヴュー」と呼ばれる社内ツールを使って行っていたという。

このツールはウーバーの登録車と車を呼んだ顧客の場所が分かるもので、ビヨンセのアカウントも監視されていたと彼は語っている。

サミュエル・ワード・スパンゲンベルグは経営陣にセキュリティの欠如に対する懸念を表明したが、その11ヶ月後に解雇されたという。また、『ガーディアン』紙によれば、運転手と従業員の情報は安全ではない形で保存されているという。

彼は現在、内部告発者への報復と年齢に対する差別で同社を訴えている。

ウーバー側はこのツールを悪用したことで「10人以下の」従業員が解雇されたことを認めているが、利用客への払い戻しや事故調査といった様々な理由のために広範囲からのアクセスが必要だと主張している。

ビヨンセは先日発表された2017年のグラミー賞で最多の9部門にノミネートされている。

ビヨンセは『レモネード』での最優秀アルバム、最優秀楽曲、“Formation”での最優秀レコードと最優秀ミュージック・ビデオなど、9部門でノミネートされている。

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