ノエル・ギャラガーはエミリー・サンデーがソングライティングの音楽賞でトップに輝いた際にショックを受けた体験を思い返している。
エミリー・サンデーは、自身のヒット曲 “Next To Me”が、2013年のアイヴァー・ノヴェロ・アウォーズにおいて、作詞作曲において最も優れた楽曲として選ばれており、ノエル・ギャラガーは受賞の際にトロフィーを受け取りに壇上に上がった人の数に驚いたことを明かしている。
ノエル・ギャラガーはBBCレディオ6のスティーヴ・ラマックの番組で次のように振り返っている。「8人の人間がその賞を受賞したんだぜ。8人だぞ? 俺は席に座ってて、(キンクスの)レイ(・デイヴィス)に『どうやったら8人一緒に1曲書けるんだろう? もし俺が他の誰かと曲を書くことになったら、ゾッとするもんだけどな』って言ったよ。それで、俺はやむを得ずそいつらのテーブルに行って、こう言ったんだ。『一体どうやって8人でこの曲を書いたんだ』ってね」
ノエル・ギャラガーはその際、そのソングライティングチームから受けた説明を明らかにしている。「たしか、その中の2人がビートで、2人がコード、2人が歌詞、それでトップライナーって呼ばれる奴もいたんだ。トップライナーって何か知ってるか? 全部が出来終わった際に、そこに座ってるだけの男……メロディーをハミングしながらな。それで他の誰かが歌詞をはめるんだ」
彼は次のように続けている。「それで俺はもう一つ訊きたいことがあるって言ってこう訊いたんだ。『今、エミリー・サンデーは何をやってるんだ?』ってね。そしたら『ああ、彼女ならホワイトハウスにいるよ』って言われて、ぶっ飛ばされたね」
アイヴァー・ノヴェロ・アワーズのウェブサイトによると、2013年にエミリー・サンデーの “Next To Me”の受賞に関しては、作曲家としてヒューゴ・チェグウィン、ハリー・クレイズ、アナップ・ポール、そしてエミリー・サンデーの4人が名を連らねている。
同番組の中で、ノエル・ギャラガーは今年公開された映画『オアシス:スーパーソニック』に対する自身の考えを明かしており、オアシスに天才はいなかったと語っている。また、オアシスの解散後、ダンス番組と自動車番組への出演を依頼されたことを明らかにしている。
また、ノエル・ギャラガーは『NME』に対して来年リリースが見込まれているニュー・アルバムについて「半分」まで来たと語っている。
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