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モトリー・クルーのニッキー・シックスは58歳の誕生日を記念してツイッターとフェイスブックを辞めると発表している。

ニッキー・シックスは自身のツイッター・アカウントを閉鎖し、フェイスブックにお別れのメッセージを投稿している。

「リアルなものに立ち返りたいんだ」と彼は綴っている。「音楽や歌詞、本、写真なんかを制作していくっていうね。もし僕を追いたいのであればインスタグラムに写真を投稿するよ。もしくは、次にツアーに出た時にライヴでみんなと会いたいな。多くの愛を」

「アルティメット・クラシック・ロック」によれば、ニッキー・シックスはフェイスブックで約50万人のフォロワーを、ツイッターで74万4千人のフォロワーを抱えていたという。

モトリー・クルーは昨年の大晦日にラスト・ライヴを行い、ライヴ活動に終止符を打っている。ニッキー・シックスは現在自身のバンド、シックス:エイ・エムで活動を行っている。シックス:エイ・エムは今年『プレイヤーズ・フォー・ザ・ダムド Vol.1』と『Vol.2 プレイヤーズ・フォー・ザ・ブレスド』という2枚のアルバムをリリースし、ワールド・ツアーを行っている。

フェイスブックでのお別れのメッセージはこちらから。

https://www.facebook.com/nikkisixxofficial/posts/10154629523875336

モトリー・クルーのニッキー・シックスは先日、議論を呼んでいるアメリカ大統領選挙でのドナルド・トランプの勝利についてステージで触れない理由について説明している。

ニッキー・シックスは9月よりシックス:エイ・エム名義で北米ツアーを行っているが、彼やバンド・メンバーであるDJアシュバやジェイムス・マイケルはステージでは政治を切り離そうとしているという。

「俺たちには、しっくりくると思えないんだよね。他の誰にも向かないと言ってるわけじゃないけどさ」とニッキー・シックスは『NME』に語っている。「俺たちにも自分たちの意見があるけど、どのみち俺たち全員の100%を反映することにはならないわけでね。必ずしもロックのライヴを途中で止めて言いたいことだとは思えないんだよね」

ニッキー・シックスは次のように続けている。「俺のソーシャルでは声を上げたこともあったけどね。俺は皮肉屋だからね。だから、みんな俺が何を支持しているのか分かってるんじゃないかな。でも、アメリカにおいては分断されてるよね。どの大統領に投票したかで自分の音楽を聴く選ばなきゃいけないなんて感じてるファンがいるとしたら、それは音楽にとってフェアじゃないよね」

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