ノエル・ギャラガーは今年公開された映画『オアシス:スーパーソニック』に対する自身の考えを明かしている。
ノエル・ギャラガーは映画に心を動かされたと語っており、それは映画がオアシスが破竹の勢いの時期に経験した「栄光だけ」描いており、その後のバンドのややこしい時期を掘り下げていないからだと説明している。
「あの映画をみんな評価した理由はこれだよな。適切なところで終わったからだよ」と彼はBBCラジオ6でスティーヴ・ラマックに語っている。「誰も興味のないダラダラと長いケンカなんかについて取り上げてないしね。当時最も巨大だったライヴへの成功までだったからね。そう、栄光だけが描かれてるんだよ」
ノエル・ギャラガーは次のように続けている。「リアムはそこでうまくやったんだと思うんだ。時を超えてやってきたイカれた酔っぱらいの不思議な奴みたいな感じでね。もし、それが続いてたらな。分かるだろ」
ノエル・ギャラガーはこの映画がギター・ミュージックを作る新たな世代のミュージシャンを刺激できたらと語っており、「天才」でなくとも、バンドを結成することで達成できるものが描かれていると説明している。
彼は次のように語っている。「観終わって、了承しなきゃいけない時に、俺はこう言ったんだ。『正直、これでみんながギターを手に取らないなら、どうなるか分からねえな』って。だって、このバンドには天才はいなかったんだよ。誰もね。俺でさえそうじゃない。俺はすべての曲を書いただけだ」
「その意味じゃ本当に悲しいよね。だって、これはミュージック・ビジネスの在り方に光を当てたもので、特にギター・ミュージックに光を当ててるんだ。もう国営ラジオでは聴くことのできないね。みんなを楽しませることができたから、あんなことが起こったんだろうけど、もう今じゃそんなものはないというのが本当に悲しい感じだよね」
この番組のインタヴューでノエル・ギャラガーは有名な二つのテレビ番組から出演依頼があったことも明かしている。
また、ノエル・ギャラガーは『NME』に対して来年リリースが見込まれているニュー・アルバムについて「半分」まで来たと語っている。
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