ザ・ローリング・ストーンズは最新のUKアルバム・チャートで1位を獲得しそうな見込みとなっている。
11年ぶりとなるスタジオ・アルバムとなった最新作『ブルー&ロンサム』は週半ばの発表によれば、合算セールスで66000枚弱のセールスを記録している。
『ブルー&ロンサム』は昨年の12月に西ロンドンのチジックにあるブリティッシュ・グローヴ・スタジオでわずか3日でレコーディングされ、「自身のルーツであるブルース・ミュージックへの情熱」に立ち返った作品となっている。
12曲を収録したアルバムにはジミー・リード、ウィリー・ディクソン、エディ・テイラー、リトル・ウォルター、ハウリン・ウルフといったアーティストのカヴァーが収録されている。レコーディングにはツアー・メンバーであるダリル・ジョーンズ(Ba)、チャック・リーヴェル(Key)、マット・クリフォード(Key)も参加しており、また2曲でエリック・クラプトンも参加している。
ロニー・ウッドは昨年12月の時点でザ・ローリング・ストーンズが新作のレコーディングを始めるだろうと語っていた。
後にロニー・ウッドはレコーディング・スタジオで「ブルースまみれ」になったと明かしている。「本当にオーセンティックな感じなんだよね」と彼は今年4月に語っている。「いくつかの新曲をやるためにスタジオに入ったんだ。もうやったんだけどね。でも、ブルースまみれになったんだよ。2日で11曲をやったんだ。何ヶ月か聴かないで、もう一度聴き返してみたら、『これ誰だ? お前だよ』なんて言うんだろうな。それぐらいオーセンティックなサウンドなんだ」
ザ・ローリング・ストーンズがチャートのトップに立てば、1994年の『ヴードゥー・ラウンジ』以来、20年以上ぶりとなる。ただし、2010年に再発した『メイン・ストリートのならず者』はアルバム・チャートの1位を獲得している。
もし、最新作が1位を獲得すれば、バンドにとって12枚目の1位を獲得した作品となる。
シングル・チャートはクリーン・バンディットの“Rockabye”が引き続き1位を維持している。ショーン・ポールとアン=マリーが参加しているこの曲は、セールスでもストリーミングでもトップに立っており、5週目の1位を目指している。
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