ストーン・テンプル・パイロッツはフロントマンのスコット・ウェイランドが亡くなってから、ちょうど1年を迎えたのを受けて、オフィシャル・サイトにメッセージを掲載している。
スコット・ウェイランドは2015年12月3日にツアー・バスのなかで亡くなっていたところを発見されている。死因はドラッグとアルコールを含む「薬物等の併用による中毒」で死亡したとされている。
12月3日に一周忌を迎えたのを受けて、存命のメンバーたちはストーン・テンプル・パイロッツのオフィシャル・サイトにメッセージを掲載している。
http://stonetemplepilots.com/december-3/
全文訳は以下の通り。
「久しぶり。君が逝ってしまってから1年が経ったよ。時々、君のことを考えていて、毎日、いろんな思い出と共に君のことを思い出してるよ。そして、僕ら4人で苦心して作り上げた音楽が、君がどれだけ素晴らしかったかを分からせてくれるし、感じさせてくれるんだ。僕らはお互いを尊敬していた頃もあったよね。僕らはそれぞれお互いの許可を求めてた。僕らが書いた曲は、そうしたものを輝かせるために僕らに影響をもたらさなければならなかったんだよ。そうだった時は素晴らしかったよね。おそらく君はよりよき場所と称されるところにいるんだろうね。スコット、君のことが恋しいよ」
ストーン・テンプル・パイロッツはメンバーはスコット・ウェイランドが亡くなった直後に彼との思い出を振り返る動画を公開している。
「先日、3人で一緒に座って、スコットの思い出について共有してみたんだ。そして、一緒にやってきた素晴らしい時間について振り返る時間をとったんだ」と、ストーン・テンプル・パイロッツのディーン・ディレオ、ロバート・ディレオ、エリック・クレッツは米『ローリング・ストーン』誌への声明で語っている。「『No.4』に収録の“Atlanta”という曲のマスターを保存してあったんだ。スコットの真のすばらしさのハイライトを感じることができたよ。これをみんなに共有したいと思う」
「一緒にスコットを讃えてくれ……『Memories of Candles and Incense』と題した動画を公開するよ。こうやってトラックを独立して聴く機会を持てたことで、スコットの歌詞やメロディの才能の美しさが明らかにしてくれるんだ。これも一緒にやってきた音楽的な体験の一つなんだよ。こういう形でスコットを忘れずにいたいんだ」
公開された動画はこちらから。
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