Andy Hughes/NME

Photo: Andy Hughes/NME

スリップノットのフロントマンであるコリィ・テイラーは、ザ・ビートルズやピンク・フロイド、プリンスと比較されるような2枚組の大作について話し合っていることを明かしている。

スリップノットは、2014年に最新作『.5:ザ・グレイ・チャプター』をリリースしているが、次回作のリリースまでに約2年の休止期間を設けることになっている。しかし、次回作について、プリンスの『パープル・レイン』のような映画も含めたコンセプチュアルな作品になる見込みになる模様だ。

「今、考えているアイデアは、コンセプトと一緒に出てきているもので、それのためのサウンドトラックを作ってみるというものなんだ」とコリィ・テイラーはニューヨークのラジオ局「Q103」に語っている。「でも、別の日には、そうだな、もっと先に進めて、俺たちの『パープル・レイン』を作っちまおうよ、俺たちの『ザ・ウォール』を作ってみようよ、なんてことも話してるんだ。映画も作ってさ、単なるアルバムじゃなくて、映画もやって、全部やるっていうね。そういうのであれば、ぐっとのめり込めるだろうってね。そこまでいけるのは数年かかるだろうけどさ、でも、そういうことができるというのはさ、これまで5枚出してきた俺たちのいる場所に戻ってこれるということだからさ」

ショーン・“クラウン”・クラハンも、先日ピンク・フロイドの『ザ・ウォール』のような2枚組のアルバムをスリップノットとしてリリースするのが夢であり、ギタリストのジム・ルーツとアイデアについて話し合っているという。

「そうだな、俺たちの『ザ・ウォール』を、俺たちの『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』を、まあ何でもいいんだけど、そういうものを作れればっていう感じなんだ」とBBC レディオ1「ロック・ショウ」のダニエル・P・カーターに語っている。「俺たちはレコード契約のなかでたくさんのレコードを作ってきた。5枚も作ったよね。もし、俺たちが2枚組のアルバムを作ったとしても、きっと気に入ると思うんだ。インタールードがあって、コンセプトがあって、映画ができるようなね。俺たちはこれまで自分たちなりのやり方で、自分たちなりの解釈でやってきた。クラウンである自分にとっては、すごいことになると思うんだ。勘違いしないでくれよ。俺たちは今後も自分たちのやるべきことをやるから。俺たちはスリップノットなんだ」

ギタリストのジム・ルートは、先日、スリプノットの次回作のための楽曲を書いたことを明かしており、できるだけ早くスタジオに入りたいとしている。

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