フランク・オーシャンが、2017年のロンドンで行われるラヴボックス・フェスティヴァルのヘッドライナーを務めることが発表されている。
2017年のラヴボックス・フェスティヴァルはロンドンのヴィクトリア・パークで7月14日と15日の開催される。フランク・オーシャンは金曜日のヘッドライナーを務めるとされている。チケットは現在、ラヴボックス・フェスティヴァルのサイトから購入可能となっている。
プレル・リリースには次のように記されている。「想像力豊かなアーティストであるフランク・オーシャンは現代で最も有名で高く評価されているアーティストの一人としての地位を築き上げました……フランク・オーシャンは間違いなく忘れられないラインナップをリードする存在であり、ロンドンのラヴボックスをフェスティバル・シーズンを決定づけるような瞬間にしてくれるでしょう。今回の素晴らしいヘッドライナーは、これから発表されることになるラヴボックス2017の素晴らしいお知らせの第一報となります」
今年のラヴボックス・フェスティヴァルのヘッドライナーは、メジャー・レイザーとLCDサウンドシステムが務めていた。
今回の発表はフランク・オーシャンのライヴ復帰を意味している。彼は2014年7月以来ライヴを行っていない。
フランク・オーシャンは待望のセカンド・スタジオ・アルバム『ブロンド』を8月にリリースしている。アップル・ミュージック限定でヴィジュアル・アルバム『エンドレス』もその直前にリリースされている。
先日、フランク・オーシャンは最近約3年ぶりにインタヴューに応じ、新しい音源に取り組んでいるものの、しかしもうアルバムはリリースしないだろうことを明らかにしている。
アルバム・リリース後の長い沈黙を破って、フランク・オーシャンは『ニューヨーク・タイムズ』紙のインタヴューに応じている。このインタヴューで、彼が「匿名のレコーディング・スタジオ」で新しい音楽に取り組んでいること、今後はアルバムというフォーマットからは離れるだろうことが明らかにされている。
長く所属していたレーベル、デフ・ジャムを最近になって離れたフランク・オーシャンは次のように語っている。「僕はもうレコード契約とは関係なくなったから、アルバムというフォーマットで活動する必要はないんだ。一曲の半分というフォーマットでも活動できるんだ」
また、彼はニューヨーク大学に映像芸術を学ぶため入学を検討していたことを明らかにし、音楽にかける時間を減らして将来的に他の手段で活動することを示唆している。
「自分がやることに関しては世界で最もすごい人の一人になれると信じているんだ。僕がなりたかったのはそれだけなんだよ」と彼は説明している。「自分がウブで未熟な分野でもいかにして優れた存在になるかを見つけ出すことが僕にとっては楽しいんだ」
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