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ヴァン・ヘイレンのフロントマンであるサミー・ヘイガーは、エディ・ヴァン・ヘイレンとの関係修復について現在の状況を語っている。

今年初め、サミー・ヘイガーは、エディ・ヴァン・ヘイレンに誕生日のお祝いメッセージを送って連絡を取ったところ、エディ・ヴァン・ヘイレンも同じように返答し、それ以来、サミー・ヘイガーは彼の元バンド仲間と仲直りすることを願っていると語ってきた。

11月21日に「シリウスXM・ヴォリューム」で放送されているエディ・トランクの「トランク・ネーション」に出演したサミー・ヘイガーは、ヴァン・ヘイレン兄弟との現在の関係性について訊かれ、以下のように答えている。

「分からないな。連絡を取ったり親しくなるために少し努力したんだけどね。例えば、正直に言うけど、彼ら(元イーグルスのグレン・フレイやデヴィッド・ボウイら今年亡くなったロックアイコンたち)が地球からいなくなるのを目の当たりにして、『お墓に自分と仲の悪いやつらを連れていきたくない。俺たちは(また)友達にならないと』って思ったんだ。でもさ、彼らはおそらくそれを別の意味で受け取ったんだ。『なるほどね。バンドに戻りたいんだろうな』ってね。彼らがどう考えてるかは分からないけどさ」

サミー・ヘイガーは続けている。「正直に言うとさ、俺はエディの誕生日にお祝いを言ったし、アレックスの誕生日にもお祝いを言ったのに二人とも俺の誕生日は祝ってくれなかったんだよ。マイキー(ヴァン・ヘイレンの元ベーシトであるマイケル・アンソニー)に対してもそうさ。だから、彼らの陣営はさ、分かんないけど、ある意味で閉ざされてるんだろうね。言うまでもなくマイキーや俺に対する怒りや恨みはあるんだろうけどさ、俺たちが何したか分からないんだよな。俺たちはいつもケツを掻きながら、『嘘だろ? あいつらを怒らせるようなこと何かしたか覚えてるか? 俺は覚えてないね』って感じだからさ。俺たちは楽しい良い奴なんだよ。それが怒らせたのかもな。楽しみ過ぎたんだ」

マイケル・アンソニーは今年1月、ツイッターでのエディ・ヴァン・ヘイレンからサミー・ヘイガーへの返信は本人からのものなのか疑わしいと語っていたが、サミー・ヘイガーは以下のように語っている。

「実際それはどうだって良いんだよ。誰かが彼にゴーサインをもらったってことだろ。その時はおそらく実際こんな感じに、『おい、あいつが俺に誕生日おめでとうだってさ。『やあ、元気かい?』って返しとくか』ってさ。でも、俺の誕生日には誰も同じように『やあ、誕生日おめでとう、サミー』って言ってくれなかったんだ。69歳っていうビッグイヤーなのにさ。クールな歳だろ。『おい、この1年を楽しめよ』って言いたくなる年だよな。でも、分かんないけど、正直どうでもいいんだ。要は、友達レベルでは気がかりだけど、バンドに戻りたくて媚を売ってるって勘違いされたくないんだよ。違うからさ。チキンフットとかザ・サークルというバンドにいられて、今、俺は幸せな人間だよ。もし俺が戻りたいって思ってたら今何もしてないよ。俺は居心地の良い場所に居るんだ。惨めにはなりたくないし、あいつらと口論したりとかそういうのは金輪際ごめんだよ。だから、むしろ放っておくつもりさ。友達レベルに戻るまでね。俺たちが友達なら、オッケー、友達となら何でもやろうってなるしね。ビーチへ行きたくない?とか、北極行かないかい?とか、何であれ俺は賛成するよ。ビジネスとか再結成ツアー、喧嘩とかはなしだ。何があっても二度としない。分かんないけど、あいつら、今は超フレンドリーって感じではないよな(笑)。俺やマイクと親しくなる努力をしてないんだろうね」

サミー・ヘイガーは以前「ザ・パルス・オブ・ラジオ」に対し、彼が最後に参加したヴァン・ヘイレンのアルバム『バランス』のセッションに端を発したエディ・ヴァン・へイレンとの確執について語っている。

「エディは誰か決断力があってリーダー的な人が欲しかったんだよ」サミー・ヘイガーは語っている。「彼は生まれつきのリーダーって感じではないからさ。それに自分の兄貴(アレックス)がいつもリーダーだったし。もしくはそれまではロス(ボーカルのデヴィッド・リー・ロス)がリーダーだったからさ。ロスが抜けた後は兄弟二人とも頭を悩ませてたよ。俺が入っていくと『そうだ、サムはどうしたい?』って感じでさ。分かるだろ? それでなんと言うか、俺が全部決めてたんだ。それなのに突然『バランス』では俺の決定が気に入らないってさ。本当おかしかったよ」

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