テーム・インパラのフロントマンであるケヴィン・パーカーは、2015年リリースの『カレンツ』が大きな成功を収めたことを受けて、来年2017年は休暇をとることを明らかにしている。
ニュージーランドの『ペーパーボーイ』誌に対してケヴィン・パーカーは、2017年1月に開催されるレーンウェイ・フェスティバルでのパフォーマンスを最後に、テーム・インパラが活動を休止すると説明している。
「どんな感じになるのか、自分でも分かってないんだ。というのも、これまではアルバムのサイクルがきっちりと、バシッという形で終わることがなかったからね。ある種だんだんと終わるものだったんだ。でも、今回は節目があるんだよね」
「レーンウェイ・フェスティバルで終わりを迎えられて嬉しいよ。涙と歓声に彩られた、ランニング・ハイみたいな心境になるだろうね。本当に不思議な感じになると思ってるんだ。達成感がないわけじゃないけどさ」
「このアルバムは本当に僕にとってドアを開けてくれる作品になったんだ」と彼は続けている。ケヴィン・パーカーは今年レディー・ガガやマーク・ロンソンとのコラボレーションを行っている。「面白いんだけど、こうなるってある種分かってたんだ。曲を書いたり、プロデュースしたりするなかでね。単にアルバムを作って出すというものにならないだろうことは感づいていたんだよ。別の場所に連れていってくれるという感じがあったんだ」
「次にやることについてはまだキャンバスは真っ白だよ。でも、それはいい意味でね。だって、全部、これから自分で描かなきゃいけないってことだからね」
また、ケヴィン・パーカーは先日、レディー・ガガに続いて更なるコラボレーションの可能性があることを匂わせている。
「確かにいくつか話が来てるんだ」と彼は語っている。「ただ、それをやるかどうかについてはあんまり急いでほしくないんだ。そのほうが実現するからね。音楽の世界ってそういうものだろ? だから、他にもなにかやることになるんだろうけど、僕がそれを口に出してしまったら、台無しになると思うんだよ」
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