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リチャード・アシュクロフトがザ・ヴァーヴ時代のいくつかの楽曲を自身のライヴで披露しない理由を明らかにしている。

ザ・ヴァーヴのフロントマンであったリチャード・アシュクロフトは、ヴァーノン・ケイの「レディオX」の番組に出演し、自身の幅広い音楽キャリアについて語り、ザ・ヴァーヴの1997年のアルバム『アーバン・ヒムス』収録の “Come On”といった一部の楽曲を演奏しない理由を明らかにしている。

「俺はただ、俺たちが1つになって共同で書き上げたような曲については長年避けてきたんだと思う」と語り、次のように加えている。「幾つかの曲は俺が書いて、アレンジして、その他のことまでやったものだ。他の曲はバンドが共同で書き上げたものなんだ。そう、俺は歌詞を書いたり、いろいろやったけど、ご存知ニック(・マッケイヴ)もリフを思い付いたり、その他、いろいろなことをやっているんだよ」

また、自身の現在のライヴをザ・ヴァーヴ時代のライヴと比較することはあるかと問われた際には次のように答えている。「俺は本当にそのことについてはあれこれ考えることはないんだ。でも、自分が書いてきた曲については何かしら考えるな……今それを披露することについてね。そこには別の深みとクオリティがあるように思う。自分の気持ちに対してだけじゃなく、楽曲自体に対してもだ。それが “Lucky Man”であろうと “Drugs Don’t Work”であろうと、そう思うね」

今年の5月にリチャード・アシュクロフトはアルバム『ジーズ・ピープル』をリリースしている。2010年の『ユナイテッド・ネイションズ・オブ・サウンド』以来である本作は、大半が自身の所有する地下スタジオで録音されており、ザ・ヴァーヴの『ノーザン・ソウル』や1000万枚売り上げた『アーバン・ヒムス』、そして彼の2000年のソロデビュー・アルバム『アローン・ウィズ・エヴリバディ』で共同作業を行ったウィル・マローンがオーケストレーションで参加している。

今年の10月にはNME Japan主催で3日間にわたる来日公演を行っている。そのときのライヴレポートはこちらから。

https://nme-jp.com/reviews/27487/

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