映画『オアシス:スーパーソニック』を手掛けた監督のマット・ホワイトクロスは、オアシスの再結成についてのドキュメンタリーを制作したいと考えていることを明かしている。
映画『オアシス:スーパーソニック』はイギリスではブルーレイ、DVD、デジタル・ダウンロード版がリリースされており、公開以来大ヒットを記録している。この映画はオアシスの活動初期から1996年のよく知られているネブワースでのライヴまでを追ったものとなっている。
マット・ホワイトクロスは『NME』に対してこの映画の続編の制作の可能性を語っている。「これはリアムが思いつきで言ったことなんだけどね。インタヴューのためにリアムが入ってきて、冗談で『どうして俺らはここで止まるんだ? 俺は先に進むのを楽しみにしてるぜ』って言ったのを覚えてるよ。もし彼らが乗り気だったら、僕は喜んでやるよ。長年のファンとして絶対にまた別の映画ができると感じてるよ。もし彼らが乗り気だったら、僕も乗るね」
マット・ホワイトクロスは続けて、もし実現することがあれば、オアシスの再結成についてのドキュメンタリーを制作したいと語っている。「これは僕の夢だね。最初にこの映画の話をもらった時、そういうことなのかなと思ったんだ。ドキドキしながら、『もしかして彼らはまた一緒にやるんだろうか、彼らはツアーをやりたいんじゃないか』なんて考えたんだ」
「彼らがこれまでに別の人たちと仕事をしてきたっていうのは僕も分かってるよ。もし再結成が実現するようなことがあれば、これまで彼らと仕事をしてきた映像監督の長い列になるだろうね。でも、どんなプロジェクトにせよ、彼らが僕とやりたいと言ってくれたら、心躍って参加するだろうね」
マット・ホワイトクロスは、オアシスの再結成の実際の可能性について尋ねられ、以下のようにコメントしている。「僕の想像では他の誰よりも楽観的なんだけどね、多分将来的にはあると思うよ。リアムとノエルは2人とも(新しい)アルバムに取り掛かってるけど、1年半とか2年は、それで忙しくなるだろうね」
「怒りの火口に手榴弾を投げ込んでみるのも間違いなく、意図的なものであるわけでね。みんなと同じように、僕だって彼らがステージに戻ってくるのを見たいよ。でも、映画の中で彼らの母親が言ってたように、みんなでうまいこといかせなきゃいけないんだけどね」
インタヴューの他の部分では、マット・ホワイトクロスは発売が予定されているリアム・ギャラガーのソロ・アルバムについて、「壮大」でヴェルヴェット・アンダーグラウンドのようなサウンドであると語っている。さらに、今後ザ・スミスやアークティック・モンキーズについての作品を制作したいとも語っている。
映画『スーパーソニック』の予告映像はこちらから。
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