ガンズ・アンド・ローゼズのベーシストであるダフ・マッケイガンはアメリカでの銃販売における身元確認をより厳しくするよう求めている。
彼はまた軍仕様の武器や大容量の弾倉の販売を一般人には制限することも求めている。
自身のことを「口先だけの熱心な歴史家」と称するダフ・マッケイガンは「ノイジー」にコラムを寄稿している。「いくつか今、世界で起きているすごくヘヴィな問題があるんだ。俺としてはクリックしてもらって、ソーシャル・メディアで『いいね』をしてもらうための見出しを生み出すために、クズ記事を書く必要なんてものはないんだけどさ」
「オバマ大統領が銃のオンライン販売や即売会での身元確認を進めようと発表した時、俺はちょっと愕然としたんだ。現代的な銃販売が始まって以降、そんなことも行われていなかったんだってね」
「CNNでも、FOXでも、MSNBCでも、真実として提示されたのは、一人の人間が他の人間よりも大声で喚いているからというものだった。小学4年生レベルのレトリックを提示されたんだ。アメリカはどうしたんだ? 奴らが俺らのことをどれだけバカで、教育を受けてないって考えてるかってことが分かるよ。共和党/民主党という分裂は対立的で、騒々しいだろ。みんながどうやってどちらの政党をどうやって選んでるのかは分からない。俺は民主党員としてやってきたけど、いくつかの共和党の考えもちゃんと機能していると思うし、社会主義もそうだよね。この国の財政的セイフティ・ネットに貢献してる。こうした素晴らしいアイディアを掻き集めて、貯めておくことができれば、新しい政党を支持するのにな。いや、政党を必要としてるわけじゃないんだ。だって、現時点で政党の大半はクソだからな」
彼は次のように続けている、「すべての銃販売に身元確認? 当たり前、だろ? どんな反論があるんだ? AK-47といった銃器の禁止? おそらく素晴らしい考えだろうね。そんなものを必要としてるのはどんな奴なんだ? 俺は単なる普通の人間だ。銃賛成派でも、銃反対派でもない。銃器を身につける権利については理解してるし、敬意も持っている。でも、(1775年にアメリカ独立戦争でイギリスの帝国主義の君主制に立ち向かったように)現政権に立ち向かうという“万が一”の時を唯一の目的として銃所持の権利を維持していくなんて実際に考えている人がいるんだろうか? 搭乗拒否リストに名前がある人間には銃の販売を禁止するのと同じくらい、俺にとっては当然のことなんだよ。何か見落としていることはあるかな?」
コラムの全文はこちらから。
https://noisey.vice.com/en_us/article/hey-did-ya-see-this-with-duff-mckagan
ガンズ・アンド・ローゼズのフロントマンであるアクセル・ローズはドナルド・トランプがアラバマ州上院議員のジェフ・セッションズを司法長官に指名したことを批判している。
ジェフ・セッションズは忠実な保守派であることで知られていて、アメリカとメキシコの国境に壁を造るというドナルド・トランプの公約を支持している。BBCは1986年に連邦判事就任を上院によって拒否されたことがあるという。
ジェフ・セッションズの指名を受けてアクセル・ローズは「真っ当な人であれば上院議員のジェフ・セッションズのような人の話も聞かなければ、受け入れないし、指名もしないし、選出しない」とツイートしている。
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