現地時間11月18日にビースティ・ボーイズのアダム・“RCA”・ヤウクを記念したメモリアル・パークに2つの鉤十字と「Go Trump」というメッセージが落書きされたのを受けて、対抗する集会が開催されることが決定している。
アダム・ヤウクは2012年5月に癌による合併症で享年47歳で亡くなっている。アダム・ヤウク・パークはニューヨークのブルックリンに造られている。
地元の政治家たちは今回、現地時間11月20日午前11時30分よりこの公園で「ヘイトに対する決起」集会を開催することを発表している。ニューヨーク州上院議員のダニエル・スコードロンと下院議員のニディア・ヴェラスケス、地元市議会議員、選出議員、地元のコミュニティのリーダーたちによって主催されるもので、キャスリーン・ハンナはソーシャル・メディアで集会の情報をシェアしている。
Today in Adam Yauch park, someone spray painted 2 swastikas,
and "Go Trump” in the kid’s playground.
Please join us on Sun & raise yr voice pic.twitter.com/oKa6mowZxN— Kathleen Hanna (@kathleenhanna) November 19, 2016
フェイスブックでキャスリーン・ハンナは「たくさんの、たくさんの、たくさんの強硬な反ユダヤ主義のコメントをフェイスブックとツイッターの両方で受け取ったが、それらは削除した」と明かしている。
「みんなに差別的なことを書かせないで黙らせておくという考えはくだらないわ。遊具の鉤十字はなにも今起こっている最悪なことじゃないかもしれない。でも、たくさんの人々が既にトランプの新世界による犠牲になっている。立ち上がって、ノーということは重要だと思ってるの。だから、こんなことをしてくれたバカな奴に感謝するわ。私たちを一つにしてくれたんだから」
「これをやった子供たちは不愉快にさせようと思ったんじゃないという考えは悲しいものだわ。彼らも参加してくれることを望むわ」
先週、ビースティ・ボーイズの名作にしてデビュー・アルバム『ライセンスド・トゥ・イル』はリリースから30周年を迎えている。
アルバムは記録的な成功を収め、全米アルバム・チャートのトップに立った初めてのヒップホップ・アルバムとなっている。同作はアメリカだけで1000万枚を超えるセールスを記録している。
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