映画『オアシス:スーパーソニック』の監督を務めたマット・ホワイトクロスは、『NME』による最新インタヴューの中でリアム・ギャラガーが来年リリースするソロ・アルバムの音源を聴かせてもらったことを明かし、「壮大な」サウンドだったと明かしている。
リアム・ギャラガーは今年8月に来年ソロ・アルバムをリリースすることを認めており、このレコードで失敗した場合は「たぶん永遠に消えるだろう」と述べている。
リアム・ギャラガーは以前ソロ活動については否定しており、ソロをやるほど「俺はクソ野郎じゃねえんだ」とツイートしていたものの、ソロ・アルバムのリリースを認めた際に「これは正式発表だ。俺はクソ野郎なんだよ」とツイートしている。
『NME』とのインタヴュー内でマット・ホワイトクロスは、ヘリコプターでの移動中にリアム・ギャラガーがソロ・アルバムからの楽曲を聴かせてくれたことを明かしている。「死ぬまでに達成したかったことの一つが、『オアシス:スーパーソニック』のプレミアに向かうヘリコプターで実現したんだ。リアムが僕の方を向いて『ニュー・アルバムを聴いてみないか?』って言ったんだよ。それから彼はスピーカーを取り出して、マンチェスターへ向かう間、大音量で流してくれたんだ」
「壮大だったよ」マット・ホワイトクロスは続けている。「ブッ飛ばされたよ。みんなのことも楽しませてくれると思うよ。ファンタスティックなんだ」
オアシスの楽曲との比較について訊かれると、以下のように答えている。「おそらく僕はあまり話すべきではないと思う。これは僕が答えるべきことではないからね。それに聴かせてもらったのはデモ音源で、リアムはまだ完成させてないわけだしさ。ただ、かなり原点回帰していて、生の音って感じだったね」
マット・ホワイトクロスは「ザ・ヴェルヴェット・アンダーグラウンドを彷彿とさせる」音楽だったと語り、以下のように付け加えている。「世間の目に晒されると流行に流されがちになってしまうけど、リアムは今までと同じくらい音楽に情熱を注いでると思う。人々がニュー・アルバムをきちんと公平に聴いてくれれば、楽しんでもらえると思うよ」
ソロ・アルバムを制作中のリアム・ギャラガーは、オアシスの再結成にも前向きであると語っている。バンドの再結成について訊かれると、マット・ホワイトクロスは「僕は他のみんなと同じ考えだよ」と語っている。
今月初め、イギリスのブックメーカーはその過熱ぶりのために2017年のオアシスの再結成についての賭けを中止している。
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