クイーンのフレディ・マーキュリーについて1985年の『ライヴ・エイド』から1987年春にエイズと診断されるまでを追った新たなドキュメンタリー作品が今週末イギリスで放送されるという。
「フレディ・マーキュリー:フー・ウォンツ・トゥ・リヴ・フォーエヴァー」と題されたこの作品はフレディ・マーキュリーの舞台裏を追ったもので、「彼のプライバシーを覗き見ようとするタブロイド紙との闘い、耐えられない痛みの中での仕事、科学への不満を露わにして人生を生きようとしたことについての真の物語」と評されている。
重要なシーンの再現映像や貴重なアーカイヴ映像、そしてフレディ・マーキュリーのボディーガードと運転手を務めたテリー・ギディングスの独占インタヴューが番組では観ることができるという。この番組はチャンネル5でイギリス時間11月20日の午後9時に放送される。
一方、テレビ・ドラマ「ミスター・ロボット」で知られる俳優のラミ・マレックはクイーンの伝記映画『ボヘミアン・ラプソディー(原題)』でフレディ・マーキュリーを演じる契約をしたという。
ラミ・マレックは、ボブ・オデンカークやリーヴ・シュレイバー、ケヴィン・スペイシーを破って、今年のエミー賞にて「ミスター・ロボット」のエリオット・アルダーソン役で最優秀男優賞を受賞している。
『ガーディアン』紙によれば、8年の製作期間をもって制作されてきたもので、ブライアン・メイとロジャー・テイラーも音楽プロデューサーに名を連ねている。
当初、フレディ・マーキュリー役はサシャ・バロン・コーエンが演じる予定だったが、2013年夏に降板しており、監督との方向性が合わなかったことを明かしている。
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