メタリカは新たにカヴァー・アルバムをレコーディングすることを検討しているという。
リード・ギタリストのカーク・ハメットは、最近のライヴに刺激を受けてカヴァー・アルバムをリリースすることへの意欲を「ラウドワイアー」に語っている。
「先月、ブリッジ・スクール・ベネフィットの公演をやってる時に、たくさんのカヴァーをやってみたんだ。それで、このバンドで他の人の曲をやるのがどれだけ楽しいか気付かされたんだよね」とカーク・ハメットは語っている。「どの曲をやるかは関係なくて、演奏を始めれば、自然と違ったサウンドになるんだ」
彼は次のように続けている。「沢山のユニークな部分や多くの美しい部分があって、すごく楽しかったんだよ。僕はそう思ったんだけど、他のメンバーもそろそろカヴァー・アルバムについて考える頃かなって思ったんじゃないかな。すごく楽しい感じだったし、みんなと共有しても楽しくなるし、やりたいなと思えるものだったんだ」
10月に行われたブリッジ・スクール・ベネフィットでメタリカはディープ・パープルの“When a Blind Man Cries”、ザ・クラッシュの“Clampdown”、バッファロー・スプリングフィールドの“Mr. Soul”のカヴァーを披露している。
メタリカは以前にも1998年に『ガレージ・インク』をリリースしており、同作にはミスフィッツの“Last Caress”、シン・リジーの“Whisky in the Jar”、ダイアモンド・ヘッドの“Am I Evil?”といった楽曲が収録されている。本作は600万枚を超えるセールスを記録しており、全時代を通して最も成功したカヴァー・アルバムの一つとなっている。
メタリカは明日11月18日に8年ぶりとなる通算10作目のニュー・アルバム『ハードワイアード…トゥ・セルフディストラクト』をリリースする。アルバム・リリースの翌日、メタリカはロンドンで小規模な会場でのライヴを行うことも決定している。
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