モリッシーが2009年に発表したアルバム『イヤーズ・オブ・リフューザル』制作時のデモ音源がオンラインで公開されている。
これまで公開されたことのない3曲のデモは2008年のものだと思われていて、モリッシーのファンサイトである「トゥルー・トゥ・ユー」で公開されている。
このデモは、“Something Is Squeezing My Skull’”、“One Day Goodbye Will Be Farewell”、“Mama Lay Softly on the Riverbed”という3曲の「初めての通し演奏」とのことで、アルバムにはどれも再レコーディングされたものが収録されている。
『イヤーズ・オブ・リフューザル』は、モリッシーにとって通算9作目となるソロ・アルバムで、2006年の『リングリーダー・オブ・ザ・トーメンターズ』に続く作品となっている。同作は、1992年発表の『ユア・アーセナル』以来、モリッシーの長年のバンドメイトであるアラン・ホワイトがギターで参加していないアルバムとなっている。
3曲のデモ音源は以下のサイトで聴くことができる。
http://true-to-you.net/morrissey_news_150806_01
一方、アメリカ運輸保安局のスポークスパーソンは、モリッシーが今週、サンフランシスコ空港のセキュリティースタッフからセクハラを受けたとの申し立てを却下している。
モリッシーは、7月27日の月曜日、ロンドン行きのブリティッシュ・エアウェイズへの搭乗手続きをしていた時に事件は起きたと述べている。「“空港のセキュリティースタッフ”って奴が近づいてきて止められたんだ。そしたら、そいつは俺の前にかがんで、俺の下半身をまさぐりやがった」
ところが、アメリカ運輸保安局の報道官マイク・イングランドは、『ガーディアン』紙が入手した文書の中で次のように述べている。「運輸保安局は、不正行為に関するすべての申し立てを深刻に捉え、あらゆる利用者の方に品位と敬意をもって対応するよう努力しております」
さらに「アメリカ運輸保安局が監視カメラの映像を確認したところ、管理下で業務に当たっていたその職員は、今回の人物の検査において標準的な業務の手順を踏んでいるものとの結論に至った」とも書かれている。
「保安検査の過程で不審な状況が認められた場合は、旅客が服の下に爆発物などの危険物を隠し持っていないか確認するため、更なる検査を必要としております」
「アメリカ運輸保安局は、交通機関での移動の安全確保と同時に、旅客の快適性をより高いものとするべく、業務手順の改良および充実を各方面の関係者と協業しつつ常に行っております」
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