Photo: Getty
ジャーニーは、今後行われるライヴでのディーン・カストロノヴォの代わりを務めるドラマーを決定したと発表した。
ジャーニーのドラマーであるディーン・カストロノヴォは先日、ドメスティック・ヴァイオレンスの容疑で逮捕された。ジャーニーのフェイスブック上での報告によると、マドンナやマイルス・デイビス等と演奏してきたオマー・ハキムが北米ツアーで代理を務めるという。
バンドは声明のなかで次のように述べている。「ディーン・カストロノヴォの懸案事項について、我々ジャーニーは、きたるアメリカツアー(6月20日(土)のハリウッド・ボウル、7月4日(土)ユタ州プロボでのスタジアム・オブ・ファイア)とカナダツアー(7月6日~8月3日)で、オマー・ハキムを代理のドラマーとして迎えることを決定しあした。オマー・ハキムが彼の素晴らしい音楽的才能をもって、カストロノヴォの抜けた穴を埋めてくれることに、非常に感謝しています」
ディーン・カストロノヴォは1998年からジャーニーのメンバーとして活躍しているが、6月14日(日)にオレゴン州セーレムにある自宅で、通報を受けてやってきた警察に逮捕されたという。「スカイ・ニュース」によるとカストロノヴォは威嚇と暴行と強要による軽犯罪で告発されたとのことだが、カストロノヴォの弁護士ジェフリー・ジョーンズは、彼の側に非は無いと主張している。
50歳のドラマーであるカストロノヴォは保釈金20,000ドル(約245万円)を払い、既に保釈されているが、保釈中に暴行を働いた相手の女性と連絡を取ることは禁止されている。そして、今回の事件についての申し立ての聴取が6月30日に控えているとのこと。
カストロノヴォは2012年にも恋人の女性を暴行した疑いで逮捕されたが、彼はその件について「誤解」だと、次のように主張した。「これはそもそも誤解で、こんなに大事にすることではない」
ジャーニーは1973年にサンフランシスコで結成されて以来、14枚のアルバムをリリースしている。最新のアルバムは2011年に発売された『エクリプス』となっている。
現在のメンバーのうち、結成当初から残っているのはギターの二―ル・ショーンとベースのロス・ヴァロリーのみで、バンドの中で最も有名だったヴォーカル、スティーヴ・ペリーは1977年に加入し1998年に脱退している。彼の代わりにヴォーカルとなったのが、スティーヴ・オウジェリーで、その後を引き継いだアーネル・ピネダは現在も活躍している。
ジャーニーの代表曲は1981年のシングル“Don’t Stop Believin”で、彼らの7枚目のスタジオ・レコーディング・アルバム『エスケープ』に収録されている。この曲は発売時にアメリカで9位を記録し、後に米人気ドラマ「ザ・ソプラノズ」で使用されたことから、再リリース時にはイギリスで6位を獲得している。
広告 【独占配信】エミー賞®史上最多18部門受賞の歴史的快挙!真田広之主演&プロデュース「SHOGUN 将軍」をディズニープラスで見る
Copyright © 2024 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.