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ザ・ローリング・ストーンズがドナルド・トランプの当選後、初めてその勝利について語っている。

ザ・ローリング・ストーンズは“You Can’t Always Get What You Want”が、大統領選の勝利宣言の退場曲に許可なく使われている。

ドナルド・トランプはその選挙活動で音楽を使うことで、多くのミュージシャンの怒りを招いていて、アデル、クイーン、R.E.M.といったアーティストが自身の楽曲を使わないよう要請している。ドナルド・トランプはザ・ローリング・ストーンズにも楽曲の使用を禁止されたが、それを拒否している。

フロントマンのミック・ジャガーはこの楽曲使用についてツイッターで次のように応じていた。「ちょうどニュースを見たよ……もしかして”You Can’t Always Get What You Want”を就任式で歌ってくれって頼んでくるかもな、ハハ!」

今回、最新のインタヴューでアメリカがドナルド・トランプに投票した理由について戸惑っているとミック・ジャガーは認めている。「アメリカの外にいる全員にとってある種、煙に巻かれた感じだよね。そんな感じかな。まあ、穏やかに言えばだけどね」

ギタリストのロニー・ウッドは選挙結果が「ショッキング」だったことを認めつつも、EU離脱の後はドナルド・トランプの当選も含めて何にも驚かないとも続けている。「変化が起こることになるんだろうけどね。願わくば、いいものであってほしいよね」

ドラマーのチャーリー・ワッツは、選挙運動時ほどドナルド・トランプは人種差別的にはならないだろうと語っている。彼はAP通信に次のように語っている。「選挙時ほど人種差別的なことになるとは思ってないね。彼の言ったことの多くは丸くなると思うよ。もしそうじゃなかったら、大変なことになるだろうからね」

ワイドショーを賑わす億万長者から大統領になったドナルド・トランプだが、過半数である270人を超える選挙人を獲得し、民主党候補のヒラリー・クリントンと争ったアメリカ大統領選挙で勝利している。ドナルド・トランプは激戦州と言われるフロリダ、オハイオ、アイオワ、ノース・キャロライナでヒラリー・クリントンを上回る結果となった。

勝利宣言の退場曲に“You Can’t Always Get What You Want”を使ったことについてはソーシャル・メディア上で多くの怒りを生む事態となっている。

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