長期にわたってレディオヘッドのアートワークを手掛けていることで知られるアーティストのスタンリー・ドンウッドは、レディオヘッドが『ア・ムーン・シェイプト・プール』のレコーディングをしている間にアートワークを描いている映像が公開されている。
スタンリー・ドンウッドは1994年にアルバム『ザ・ベンズ』のアートワークを手掛けて以来、今日までレディオヘッドの象徴的なアルバムやシングル、ポスター等のアートワークをすべて手掛けている。トム・ヨークのソロ作品や彼がレッド・ホット・チリ・ペッパーズのフリーらと手掛けたプロジェクト、アトムズ・フォー・ピースのアートワークもまた、スタンリー・ドンウッドの手によるものとなっている。
スタンリー・ドンウッドはレディオヘッドが楽曲制作やレコーディングを行っている間にアルバムのジャケットを描くことでも知られている。今回、レディオヘッドの関係者によるYouTubeアカウント「シチズン・インセイン」によって、昨年スタンリー・ドンウッドが南仏でレコーディングの音が聴こえるなか、カラフルで抽象画を描いている映像が公開されている。
先月には、レディオヘッドが正式に来年のグラストンベリー・フェスティバルでヘッドライナーを務めることが発表される前に、会場であるワーシー・ファームにスタンリー・ドンウッドが手掛けたレディオヘッドのロゴが出現していた。
レディオヘッドは先日、他にもヨーロッパのフェスティバルに出演することを発表しているほか、ギタリストであるジョニー・グリーンウッドはソロ・ツアーを行う予定であり、また同じくギタリストのエド・オブライエンも2017年にソロの音源に取り組むことを予定している。
「ソロでのフル・アルバムみたいなものをやってみようかと思ってるんだ。山頂でレスポールを持って髪をなびかせ、全編エド・オブライエンってものを作るっていう感じかな」とエド・オブライエンはBBC 6・ミュージックの番組で語っている。「2年前まではやる気はなかったんだけど、今は乗り気なんだ。来年作るつもりだよ」
今週、レディオヘッドは2009年発表のシングル“Harry Patch (In Memory Of)”と“These Twisted Words”もストリーミング・サービスで公開している。
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