ザ・リバティーンズのカール・バラーはバンドのニュー・アルバムについての進捗状況と今後のプランについて最新状況を報告し、来年末には新作が完成していることを望んでいると明かしている。
ザ・リバティーンズがUKで最後のライヴを行ったのは、チャリティー団体「ユニティー・ロックス」のために行われたブリクストン・アカデミーでの公演となっている。その後、南米ツアーを行い、最新作『リバティーンズ再臨(Anthems For Doomed Youth)』のツアーを終えている。現在、バンドはツアーから離れており、ピート・ドハーティは12月2日にソロ・アルバム『ハンブルグ・デモンストレーション』のリリースを予定していて、ベーシストのジョン・ハッサールは新バンドであるザ・エイプリル・レイナーズによる初のリリースが控えている。
今回、カール・バラーは『NME』に対し、バンドは活動の拠点を探して次のザ・リバティーンズのアルバムに取り組む予定であると語っている。
「俺たちは効率的に共同作業したいと思ってるんだ」とカール・バラーは『NME』に語っている。「俺たちの場所が欲しいんだけど、それはちょっと長期の複雑なプロジェクトでね。選択肢やプランがたくさんあって、それについてはあまり言えないんだけどね。でも、俺たちは俺たち自身の制作拠点を持つことを考えてるんだ」
彼は先日の大統領選を踏まえながら次のように冗談を飛ばしている。「もし俺たちが来年までに何もなかったら、その時は俺の名前もドナルド・クリントンじゃなくなるだろうね」
彼らのこの2作のアルバムの間に10年以上のブランクがあったことで、プレッシャーが言えないほどに、かつてないほどに高かったとカール・バラーは述べている。
「俺たちは常にプレッシャーの高いポジションにいるんだと思う」と彼は語っている。「いつもずっと高かったんだよ。俺たちにできる最高のアルバムを作るという点においてプレッシャーはかかるのさ。でも、俺には何か言わなければならないことがあって、いつだってそれを書くことに興奮してるし、自信があるよ。そして、ケミストリーのすべては例のごとく現れるんだ」
彼らを駆り立てるものについて、カール・バラーは次のように答えている。「俺たちが曲で書くことっていうのは生涯にわたるようなテーマについてなんだよ。それは本当にボキャブラリーの一部のようなものなんだ。確かに新しいアイディアを探求して他のことについて書くのもいいと思うけど、俺たちの声は俺たちの声でそれは変わらないよ」
4作目のアルバムが「かつてのザ・リバティーンズ」のようなサウンドになるかについて尋ねられ、カール・バラーは次のように答えている。「そうだろうね。それはいい見立てだよ。俺たちが気合を入れてやれば、努力は報われるさ。労働こそが自由を生むんだ」
カール・バラーは、エド・ハーコート、シャルロット・チャーチ、ソフィー・エリス・ベクスター、ザ・マジック・ナンバーズ、その名もダーティー・プリティ・ストリングスの四人がバックを務めるロック、コメディアンのサイモン・マナリーと共にチャリティ・ライヴを行う予定となっている。
「エド・ハーコート・アンド・フレンズ:難民のこどもたちのための援助」と題された公演はロンドンのユニオン・チャペルにて現地時間12月2日に予定されている。
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