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スリップノットのフロントマンであるコリィ・テイラーは、最新のインタヴューで最近のポップ・ミュージックは「クソみたいな木の切れ端を聴くのと変わらない」と、ポップ・ミュージックへの嫌悪感を繰り返し表現している。

「ラウドワイアー」とのインタヴューで、コリィ・テイラーは最新の著書『ユーアー・メイキング・ミー・ヘイト・ユー』の内容について詳しく語り、著書にはポップ・ミュージックを聴いていると、自分がソングライター、そして、シンガーであることが恥ずかしくなる、などと書かれている。

「(ポップ・ミュージックの)音はオート・チューンが使われ過ぎだし、ビートも調整され過ぎで、ありきたりで、加工されてて、魂を感じられない…つまり、ここまでくるとクソみたいな木の切れ端を聴くのと変わらないってことさ」とコリィ・テイラーは語っている。「気に障るんだよ。俺は自分がやってることすべてに力を注ぐタイプだからな。自分の音楽には力を注いでるよ。毎晩音楽の為に血を流して、死ぬ思いでやってるんだ」

彼はさらにテクノロジーに関する問題、そして音楽とテクノロジーとの関係についても語っている。「コンピューターまかせで全部進める奴らを見ると、世の中にいる、才能はあるけど、有名じゃない人たちへの侮辱だと思うね」

コリィ・テイラーのインタヴュー動画はこちらから。

また、スリップノットは、新ベーシストのアレサンドロ・ヴェンチュレラが、コネティカット州ハートフォードでのライヴの最中に病院へ搬送されたため、一人メンバーがかけたまま、ライヴを最後まで行うことになっている。

バンドはその時の状況について自身のフェイスブック・ページで以下のように説明している。「昨晩のライヴの救急事態の後、僕たちのベース・プレイヤー、アレサンドロ・’V-マン’・ヴェンチュレラが回復に向かっていることをみんなのに伝えることができて、ほっとしている」

「アレックスは、ライヴの途中で気分がすぐれず倒れてしまったんだ。それで念のため病院に連れていったら、そこで極度の脱水症状であることが分かったんだ。一晩で回復して、今は退院して、スリップノット・ファミリーのもとに向かっているところだよ」

バンドはさらにこう述べている。「万事すべて大丈夫。アレックスも明日のマサチューセッツ州のマンズフィールド公演からステージに戻ってくる予定だよ。メッセージで励ましてくれた方や無事を願ってくれた方の全員に感謝したい。そして、残りのこの夏の『ラスト・スタンド・ツアー』に全力で戻れることを楽しみにしているよ」

この日、スリップノットは緊急事態にもかかわらず、最後までライヴを続けており、フロントマンのコリィ・テイラーは観客にこう語りかけていた。「今何が起こっているのか皆に話すよ。残念な話だが、俺たちのベーシスト、アレックスに何か起きたようだ。何が起きたのか、俺たちにははっきりわからない。今俺たちがこうして話してる間に、アレックスは救急車で病院に運ばれているところなんだ」

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