デヴィッド・ボウイのファンたちは新たに彼に捧げる銅像を建てるために資金を募っている。
デヴィッド・ボウイは今年1月に享年69歳で亡くなっている。問題の銅像はロンドン北部のエールズベリーに建てようとしているもので、1971年にデヴィッド・ボウイはこの地域のフライヤーズ・クラブで『ハンキー・ドリー』や『ジギー・スターダスト』の楽曲を初披露しており、“Five Years”の歌詞ではこの地域の市場について言及されている。
銅像への寄付を募るためにキックスターターのページが立ち上げられており、主催者は10万ポンド(約1270万円)を募ろうとしている。
銅像は彫刻家のアンドリュー・シンクレアがデザインを手掛けるもので、ボウイの楽曲を日夜再生するサウンドシステムが付いたものになるという。
このプロジェクトを記念して、プロデューサーのトニー・ヴィスコンティ、ザ・スパイダーズ・フロム・マーズのドラマーであるミック・ウッディ・ウッドマンジー、ヘヴン17のグレン・グレゴリーによるバンド、ホーリー・ホーリーは来年4月にフライヤーズ・エールズベリーでライヴを行う見込みだという。
デヴィッド・ボウイは、数々のシングル曲を収録した、死後にリリースされる初のベスト・アルバム『レガシー ~ザ・ヴェリー・ベスト・オブ・デヴィッド・ボウイ』の発売が11月11日に予定されている。また、10月21日に生前最後にレコーディングした音源を収録したミュージカル『ラザルス』のオリジナル・サウンドトラックがリリースされている。同ミュージカルはデヴィッド・ボウイによって書かれ、彼が主演を務めた映画『地球に落ちてきた男』がインスピレーション源になっている。
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