ロサンゼルスの行政関係者は、最近のダンス・フェスティバルにおいて薬物関連の死者が発生している事態を受け、カリフォルニア州が所有する土地でのダンス・ミュージック・フェスティバルの開催の禁止を検討していると報じられている。
先週末にロサンゼルスで開催されたハード・サマー・フェスティバルでは2名のティーン・エイジャーが死亡しており、そのどちらにも薬物の使用が疑われている。
『ザ・ロサンゼルス・タイムズ』紙が報じたところによると、ロサンゼルス郡の監督委員会はこの出来事の後、再発防止を確実にすることを目的とした協議を持ったという。
委員のヒルダ・ソリスは次のように語っている。「この件に取り組むにあたり、参加者全員にとって安全な環境を作って行くため、そして違法な薬物に対する断固とした措置を行うためには、より多くの方策を検討する必要があると思っています」
ハード・サマー・フェスティバルは、以前から郡から借りた土地で開催されているため、もしも禁止されることになれば、会場の変更を余儀なくされることになる。
ダンス・ミュージック・フェスティバルの開催を禁止する案は、その他の安全対策と共に監督委員会に提出され、承認までには最長2週間の検討期間が設けられている。
加えて、インスタグラムは「裸体に関するガイドライン」に抵触している事例を理由として、自社サイト内で写真を共有するために使われているハッシュタグ#EDMの使用を停止する決定を下している。
インスタグラムの広報担当者ゲイブ・マッドウェイは米『タイム』誌に対して、ハッシュタグ#EDMは「私共の裸体に関するガイドラインに觝触するコンテンツの共有に使用されている」と語っている。
ゲイブ・マッドウェイは、インスタグラムは以前に使用を停止したハッシュタグを復活させるべく対応を行っており、今後はガイドラインに觝触しないはずであること、またハッシュタグ使用のルールの明示をより強化する方法も検討していると語っている。インスタグラムは先月、ハッシュタグ#curvyの使用を停止したことで、体への高い意識を表すこの単語にアクセスできなくなったユーザーに波紋を広げ、批判を受けている。インスタグラムはこのハッシュタグを即座に使用可能に戻している。
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