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コールド・ウォー・キッズは共和党の大統領候補であるドナルド・トランプを非難する新曲“Locker Room Talk”を公開している。

これは『30デイズ、40ソングス』(※楽曲の数が増えたために『30デイズ、30ソングス』から変更された)プロジェクトの一環で発表されている。このプロジェクトはアメリカ大統領選挙の最終段階となる30日にわたって、「ドナルド・トランプの無知かつ対立的で、忌まわしい選挙キャンペーンに物申すことを望んで団結した」アーティストによる楽曲が少なくとも1日1曲ずつ公開されていくものとなっている。

これまでデス・キャブ・フォー・キューティー、フランツ・フェルディナンド、R.E.M.らがこのプロジェクトに参加している。

新曲“Locker Room Talk”はこちらから。

新曲の発表に伴いバンドは次のメッセージを寄せている。「大統領選における現時点ではトランプを狙い撃つのは不必要だと感じていたんだ。あまりにも安易だし、ネガティヴさが増えるだけらからね。僕ら全員、彼にはもううんざりしてたんだ。でも、デス・キャブ・フォー・キューティーの曲を聴いて、それは間違いだったと思ったんだ。はっきりと主張して、曲でそうした感情を表現するのが重要なんだよ。もし、それが重複するものであってもね。この曲を公開できて素晴らしいよ!」

レッド・ホット・チリ・ペッパーズのドラマーであるチャド・スミスは先日、インタヴューでドナルド・トランプの支持者に対する自身の見解を語っている。

ドナルド・トランプはこの数週間、過去の性的行為や不適切な女性蔑視発言があったことを受けて、批判の声が高まっている。

「ヴァージン・ラジオ」のインタヴューに答えたチャド・スミスは次のように語っている。「現在、我々の政治制度で起こっていることは恥ずべきことだよ。特にドナルド・トランプに関してね。彼はアメリカ共和党を代表する者としては危ない男だよね。基本的にアメリカは二大政党制で、比較的リベラルで、俺やバンドも支持する民主党と、保守的な共和党で成り立っているわけだけど、共和党の候補であるドナルド・トランプは決して共和党を体現しているわけじゃないんだよ。まるで性犯罪者のように彼が女性をファックしたり、性器を触ることに関して話すところがニュースになってるんだ」

「あの音声が2005年のものだということは知ってるし、当時彼がテレビに出ていて有名だったとかはどうでもいんだけど、とにかくアメリカの大統領選挙に出馬する立場で、あんな振る舞いをすることに弁明の余地はないよね。モラルの問題になってくるけど、彼にはモラルなんか何もないようだよね。何が一番怖いかって、彼の支持者たちは気にしていないということだよ。もしかしたら彼は来月になって、人を殺したとか言うかもしれないけど、それでも支持者たちは彼に投票するだろうな。正気じゃないし、馬鹿げてるよ。ムカつくと同時に、がっかりしてるんだ」

「アメリカの教養のない白人たちは、ワシントンの政治に飽き飽きしていて、その教養のない考えのなかで、同じような政治家が続くくらいだったら、変化のほうがまだマシだと思ってしまってるんだよね。俺はヒラリー・クリントンが最高だと言ってるわけじゃない。あの二人はこれまでの大統領選挙に立候補したなかでも、最も嫌われている二人だからね」

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