マイ・ケミカル・ロマンスのギタリストだったレイ・トロが自身のデビュー・アルバムの詳細を発表している。
レイ・トロは11月18日にソロ・アルバム『リメンバー・ザ・ラフター』をリリースする。アルバムは「軽めのコンセプト・アルバム」だと彼は説明している。
彼はアルバムについて次のように語っている。「中年の男が幼少期を過ごした家に戻ってくるんだ。そうすると家族のメロディが聴こえてきて、彼の知らなかった思い出の箱を探すために子供部屋に行ってみる。そうしてみたら、箱のなかのそれぞれの品々が記憶を刺激して、1曲1曲がそうした思い出を体現してるものなんだよね。彼は愛と、喪失と、痛みと後悔のなかを彷徨い、父親が死ぬ時に遺した希望の言葉を思い出すんだ。テーマとしてはこのアルバムは希望についての作品なんだ。だから、闇のなかに微かな光があるんだよ」
彼は次のように続けている。「このアルバムは3年と半年をかけて書いたからなんだけど、アルバムのなかでキャラクターたちが探し出す思い出の箱みたいなところがすごくあるんだよね。歌詞的には僕が両親から教わった教訓を伝えようとしているところがある。そして、僕が息子たちに教えたいことを探してみたんだ。その意味では息子にとっての父親である僕の思い出の箱と言えるだろうね」
アルバムのトレイラー映像と“Take The World”のリリック・ビデオはこちらから。
マイ・ケミカル・ロマンスのメンバーがソロ作をリリースするのは初めてではない。フロントマンのジェラルド・ウェイは2014年にソロ・デビュー・アルバム『ヘジタント・エイリアン』をリリースしているほか、フランク・アイエロはフランク・アイエロ・アンド・ザ・ペイシェンスとしての最新作を先週リリースしている。
マイ・ケミカル・ロマンスは9月に『ザ・ブラック・パレード』の10周年盤をリリースしており、その発表の際、再結成に関する噂が飛び交うこととなっている。
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