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ア・トライブ・コールド・クエストが1998年に発表した『ザ・ラブ・ムーヴメント』以来となる18年ぶりのニュー・アルバムを11月11日にリリースすることを発表している。

アルバムはタイトルがまだ決まっていないものの、新作にはバスタ・ライムスとコンシークエンスが参加しており、これがグループによる最後のアルバムになるという

Qティップはフェイスブックに手書きのメモを投稿しており、その中で昨年の11月に18年間で初めて彼らのパフォーマンスがテレビで放送された後、どのようにしてスタジオに戻ることになったのかを説明している。

「世界中の素晴らしい人々へ
みんな元気で、平穏に過ごしているかい?
昨年、俺、ジャロビ、アリ、ファイフの4人は『ザ・トゥナイト・ショウ』へ初出演し、キャリア18年で初めてのTVパフォーマンスを経験した。
あの夜、俺たちはしばらく体験したことのない素晴らしいエネルギーを感じたんだ。
そしてその夜は、パリの同時多発テロがあった日でもあった。11月13日の金曜日、NYは季節外れの暖かい夜だった。
出演を終えて、俺だけじゃなく、全員が思ったんだ。『スタジオに戻って一刻も早くレコーディングに取り掛かるべきだ』ってね。それですぐに実行に移したんだ!
レコーディングがほぼ終わった頃に、みんなも知っているように俺たちの”ブラザー”が3月22日に亡くなってしまった。でもファイフは、俺たちにこの先の青写真を残してくれたんだ。
それで俺たちはもう一度集まり、仲間のバスタ・ライムスやコンシークエンスも呼んで、あるものを完成させた! そう、ア・トライブ・コールド・クエストの最後のアルバムだ!
ここに収録されているのは、ファイフの古いバースや未収録音源じゃない。彼の新録音源だ。
そして遂に、2016年11月11日、俺たちの“Path Of Rhythm”が完結する。
みんなにも見届けてほしい!

Peace,
Qティップ」

今年、Qティップはヒップホップ・カルチャーのために、ジョン・F・ケネディ・センター最初の芸術監督に任命されている。バスタ・ライムスと共作したアルバム『ジ・アブストラクト・ドラゴン』は2014年にリリースされている。

ファイフ・ドーグは、彼の故郷であるニューヨークのクイーンズの交差点が彼の名前にちなんだものになることが決定している。

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