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先日、“Sappy”の未発表ヴァージョンの音源がオンライン上で公開されたニルヴァーナだが、今度は“Pennyroyal Tea”の初期デモ音源が公開されている。

ニルヴァーナについては、ここのところ未発表音源の公開が相次いでいて、カート・コバーンがニルヴァーナ以前に組んでいたバンド、フィーカル・マターのデモ・テープも全編が公開されたが、こちらは権利者によって既に削除されている。

この“Pennyroyal Tea”のデモ音源は、1990年の冬、カート・コバーンとデイヴ・グロールが当時オリンピアにあったカート・コバーンの自宅で録音したものと考えられていて、4年後にリリースされるアルバム『イン・ユーテロ』に収録されたアレンジとはまったく違うものになっている。

“Pennyroyal Tea”の初期デモ音源はこちらから。

『イン・ユーテロ』のヴァージョンはこちらから。

また、カート・コバーンのドキュメンタリー映画『COBAIN モンタージュ・オブ・ヘック』の監督、ブレット・モーゲンによると、映画のDVDがリリースされる11月に、映画で使用された音源のアルバムもリリースされる予定だという。

これは事実上カート・コバーンにとって初のソロ・アルバムとなるが、アルバムのタイトルとトラックリストは現時点では未定となっている。アルバムには映画で使用されるすべての未発表音源に加え、いくつかの未公開トラックや、「オーディオ・モンタージュ」、そしてコメディ・スケッチまでもが収録されるという。

このアルバムは、ユニバーサル・ミュージックから発売予定となっている。

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